ヒグチアイが2020年9月2日に自身初のベストアルバム「樋口愛」から新曲「八月」が先行配信スタートし、 同曲のMusic Videoが今夜20:00にプレミア公開される。
本曲は、 ヒグチアイ節のソリッドなピアノリフと、 レコーディングメンバーに、 Drums 柏倉隆史 (the HIATUS/toe)・Bass 宮田'レフティ'リョウを迎えた最少楽器数でのセッションが聴き応えたっぷりのロックナンバー。 Music Videoは、 車中での一晩を舞台に男女の深層心理を描いており、 互いを求め愛し合う絶頂期と、 歯車が狂い衝突する姿がフラッシュバックのように交互に展開していく。 様々な恋愛経験を重ねた大人にとっては、 スリリングな曲調と相まって感情を大きく揺さぶられる仕上がりになっている。
また、 ヒグチアイが音楽制作と並行し、 「うふふプロジェクト」と名付け昨年末より行ってきた活動(お悩み相談やオンラインサロン開設、 フリーマガジンの発行など)の集大成として、 雑誌『うふふ』を刊行することが発表された。
タイトルには、 さみしさや孤独と向き合いながら、 現代を”生き抜く”ための”息抜く言葉”として、 「うふふ」と笑える日が来るようにという願いが込められた。 創刊号の特集は「マッチする人生」として、 自身が編集長となりマッチングアプリの特性や体験談などを取材している。 その他、 様々な職業の女性へのインタビューやエッセイ執筆などを通し、 「自分らしいしあわせ」を読者と一緒に探す、 ファンならずとも愉しめる充実の内容になっている。 ヒグチアイが紡ぐ楽曲の世界観と合わせて、 ぜひ堪能してほしい。
ヒグチアイコメント
好きか嫌いか。 学生のわたしには2通りしかなかった。 歳を重ねて、 何万通りの愛や恋があることを知った。 「なんでも話してね」と言った人は、 昔の恋人の話をしたら怒った。 全て話したフリをして、 なんにも話してないわたしは、 嘘つきなんでしょうか?それとも優しさなんでしょうか?
孤独に喰われた未熟な生き物。 誰かといたい。 いないと寂しい。 そのためだけに続ける努力。 いつの間にか歪な形になった愛を信じようとしてる。
そして、 それが本当の愛だと信じたいのである。
商品情報
『うふふ vol.01 ~生き抜く力と息抜く言葉~』
2020.9.22 HIGUCHIAI SHOPにて先行販売開始
9月末より全国の書店にて発売(店頭にない場合は、 書店にてご注文ください)
編集長:ヒグチアイ
発行:アキラ出版/発売:星雲社
定価 1,000円(+消費税)
ISBN 978-4-434-27969-0