サステナブルな価値を共創する株式会社W labは、現役医師が子どもたちに絵本で伝える「コロナウイルスのおはなし」“せかいがかぜをひいたから”を、 8月14日(金)からオリジナル絵本通販サイト「YOMO(ヨモ)」にて発売を開始。 本の制作費を除く売り上げは、 日本赤十字社活動資金へ寄付。
また、 株式会社 TBSホールディングスと株式会社TBSテレビ(以下、 TBS)がこの活動に賛同し、 読み聞かせコンテンツとして動画を製作し、 TBS公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」で動画を配信。
作者である現役医師の高橋しづこ氏が、 自分の子どもに伝えたい「新型コロナウイルス」の話を、 子どもにもわかりやすい言葉、 やさしいイラストで表現した絵本。世界中で新型コロナウイルスが流行している今、 新型コロナウイルスとは何か?感染に関して気をつけるべきこと、 日常の過ごし方などを、 子どもにも理解しやすいように伝える必要があると感じ、 制作をスタートした。
日々、 現場に立つ医師として感じた医療従事者が直面している困難や、 仕事における使命感を伝えながら、 子どもたちにも協力を求めるストーリーにすることで子どもたちにも「自分ゴト」として考えるきっかけを与える。たった一人から、 世界中に広がった新型コロナウイルス。 だからこそ一人ひとりが頑張ることで、 多くの人を助けることだってできる。 そんな思いと共に、 これから子どもたちが生きていく上でも大切にしてほしい「自分を大事にすること」「思いやりを忘れないこと」というメッセージもこめられている。
絵本の発売について
・発売日:8月14日(金)
・販売先:オリジナル絵本通販サイト「YOMO(ヨモ)」( https://www.yomo-ehon.com/ )
・価格:¥1,540(税込)
メッセージ
Shizuko Takahashi (C)
都内の病院に医師として勤務しながら9歳、 7歳、 4歳の3人の子育てをしている中で、 2020年3月、 突然の小学校一斉休校。 子供たちを病院内の医局や事務室で待たせて勤務しながら、 一斉休校の理由・必要性や、 コロナウイルスについての説明が子供達に十分に伝わっていないことに疑問を感じ、 子どもたちが理解しやすいようなリーフレットでも作成しようと作品を描き始める。 4月、 ワーキングマザーとしての私を応援してくださり、 常に自分のことより患者を優先して考えていた先輩医師が、 コロナウイルスに感染し他界。 自らが感染するのではないか、 他人に感染させるのではないかという気持ちを抱きながらも働き続ける病院の仲間の、 仕事への愛や使命感に感動し、 この思いを皆に伝えたいと絵本にすることにしました。 そんな病院の仲間たちと話し合いながら、 愛する子供たちに伝えたいことをまとめ「せかいがかぜをひいたから 病院ではたらくなかまからのおねがい」を作成しました。 それをたくさんの方に広めたいという想いを、 子どもたちを共に育てている保育園・小学校の保護者たちに相談したところ、 同じ保育園のママが編集者であったことをきっかけに様々な方のご協力・共感を得て、 このような形で出版することができました。 そしてさらに、 TBSの皆様をご紹介いただき、 江藤愛アナウンサーに読み聞かせを行っていただくことにもなり、 優しい声で子どもたちに読み聞かせをしたいという想いも実現しました。 本当に多くの方のご支援のおかげでたくさんの方に伝えたいという想いを形にできたこと、 感謝しております。 全国の小学生や、 幼児に読んでいただき、 少しでも温かい気持ちで、 コロナウイルスと共に生きることについて親子で話し合う良い機会をつくっていただけたらと思います。