身体改造の最前線を追い続けるケロッピー前田が、タトゥーアーティストの大島托とともに取り組んできた、縄文時代のタトゥー復興プロジェクト「縄文族 JOMON TRIBE」。このたび、その活動の集大成といえる著書『縄文時代にタトゥーはあったのか』(国書刊行会)が出版となった。
「縄文時代のタトゥーとはいかなるものか?」1969年には考古学者・高山純『縄文人の入墨』が出版され、『魏志倭人伝』(3世紀)には「鯨面文身(顔面や全身のタトゥー)」という記述があった。僕らは、縄文土器の文様はタトゥーとして人間の身体に彫られていたと考え、現代的なタトゥー作品として発表してきた。
本書では、北海道の縄文遺跡リサーチ、岡本太郎の縄文探求、パリのケ・ブランリ美術館でのタトゥー展、フィリピンの首狩族カリンガのタトゥー復興運動、タトゥー類学者ラース・クルタク、さらに5300年前のタトゥーをしたミイラ「アイスマン」やロシアのパジリクのタトゥーミイラなどを現地取材。昨年行われた沖縄のハジチ展についても報告している。「縄文タトゥー」は、日本から世界に発信する新しいカウンターカルチャーである。トーク形式でその全貌を総覧する。視聴チケットは現在発売中。このチャンスを見逃すな。
『縄文時代にタトゥーはあったのか』
2020年6月11日(木)
配信時間19:00〜22:00
視聴チケット¥2,000
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※アーカイブは3日間(6/14 23:59まで)視聴可能です。
※チケットは6/14 19:00まで購入が可能です。
【出演】
ケロッピー前田(身体改造ジャーナリスト)
大島托(タトゥーアーティスト)
望月明秀(縄文ZINE)
川崎美穂(元TATTOO BURST編集長)
辻陽介(HagaZine)