株式会社 学研プラスは、 2020年5月10日(日)に『ゆるゆるサメ図鑑』を発売。「人に襲いかかる危険な生物」「巨大な体で海では敵なし」そのようなイメージからか、 近年小学生に大人気の「危険生物」の中でも、 サメは圧倒的な人気を誇る。
でも、 「危険」という面は、 一部のサメだけが持つ特徴。 ほとんどのサメは、 そんなイメージとは裏腹に、 他の魚にはない様々な生態で、 厳しい自然界を生き延びている。尾びれでえものを攻撃したり、フグのように体をふくらませる種も。本書では、 サメたちの本当の姿をゆるゆる4コマとイラストで知ることができる。 案内役のコバンザメくんと一緒に、 びっくり仰天なサメの世界を一緒にのぞいてみよう。
本書では、 ホホジロザメやイタチザメ、 ヨゴレといった危険なサメはもちろん、 ネコザメのような積極的に人に危害を加えないおとなしいサメも収録。さらには、 深海に生息するサメの生態にも迫っている。ふつうの魚とは一味違うサメの持つ生態を覗いてみよう。軍艦の乗員が亡くなった真相とは、そして、海底にあるドリルのような物体の正体とは。
サメは恐竜よりも古い時代から地球に生息する古代魚なの。 そんな、 今は絶滅した古代ザメには不思議な特徴がいっぱい。頭にアイロン台(?) がついていたり、 渦巻く歯を持つなど、 生きている姿を見てみたいサメがいっぱい。他にも、 サメに近いエイやギンザメといったなかまも。
コラムでは誰もが驚くサメ情報が満載です。 「サメの歯は食べ物の種類によって形が違う」「実際にどんなサメ事件が起きたのか」「おいしいサメ料理」など、 誰かに話したくなる情報が満載。コラムを読むだけでサメ博士になれるかも。サメからの身の守り方やサメ料理など、ライトなものからマニアックなものまでコラムが充実 。
監修はサメ飼育種数日本一のアクアワールド茨城県大洗水族館。 豊富なサメに関する知識と経験で本書を強力バックアップ。大水槽でのたくさんのシロワニの展示は何度見ても、 サメの持つ迫力に圧倒される。サメ好きはもちろんのこと、 世界中の海に関する展示が充実しているので、 どんな人が行っても楽しめる水族館。
本書でサメに興味がわいたら、 実際にサメに会いに行ってみてはいかがだろうか。水族館でサメを観察する、 海で釣ってみる、 ダイビングツアーに参加する、 市場で買うなど、 自分なりの方法でサメとの出会いを楽しもう。実物のサメが持つ存在感は、 きっとあなたを魅力的なサメの世界の虜にしてくれるはず。