(C)︎Masashi Kuwamoto
「ベースといえばフェンダー」であり、 「自分にとっての定番はJAZZ BASS」と語る細野晴臣が、 「今後このモデルを活かしたライヴやレコーディングを行っていきたい」と評する自身のシグネイチャーベース『HARUOMI HOSONO '66 JAZZ BASS(R) JOURNEYMAN RELIC(R)』が、 フェンダー最上級の楽器を製作するFENDER CUSTOM SHOPから発表された。 70年代から数々のレコーディングやライブで愛用してきた本人所有のJAZZ BASSが、 FENDER CUSTOM SHOPの高度なクラフトマンシップによって再現される。
厳選した上質なアルダー材をボディに、 ネックには細野が所有するオリジナルモデル同様の柾目に木取られたハードメイプル材を使用。 指板材にはFENDER CUSTOM SHOPスタッフによって落ち着いた色見のローズウッドがセレクトされている。
ボディカラーには、 フェンダーベースで最も代表的な3トーンサンバーストをニトロセルロースラッカーでフィニッシュし、 FENDER CUSTOM SHOPで最も人気の高いJOURNEYMAN(R)レリック加工で仕上げています。 ハードウェアは50~60年代よりメイン工場で使っているフェンダーオリジナルの機械によって成型したパーツを使用、 そして本人所有モデルと同じ70年代のフェンダーベースに主に使われていた順巻きのチューナーを搭載。
ネックシェイプにはマスタービルダー、 ジェイソン・スミスが来日した際に細野所有のオリジナルモデルを細部にわたり計測したスペックをスミス自身による監修のもとチームビルトで完全再現。
そしてピックアップはFENDER CUSTOM SHOP創設期メンバーのひとりとして全てのフェンダースタッフが絶大な信頼を置いていたジョージ・ブランダが当時の仕様を再検証し、 FENDER CUSTOM SHOPの熟練スタッフによって当時と同じ製法で入念にハンドワイアリングされたヴィンテージスペックを踏襲することによってオーセンティックなトーンを実現。その他、 印象的なTELECASTER(R)のドーム型ノブ、 シングルグルーブのブリッジサドル、 本人同様オレンジドロップのキャパシターなど細部に至るまで可能な限り再現されている。