ファッション動画マガジン「MINE(マイン)」で展開する、 女性のエンパワーメントを目的とした短編ドキュメンタリー作品「Future is MINE -アイヌ、 私の声-」が1月27日(月)に公開され、 動画再生回数が100万回再生を突破した。
「夢は何ですか?」と聞かれたら、 あなたはどのように答えますか?すぐに答えられた人の方が少ないかもしれない。 この物語は、 即答できなかった、 あなたの物語でもある。
旅を通して未来を切り開く女性の成長を描く短編ドキュメンタリーの今回の旅人は、 日本の先住民族アイヌの萱野りえさん。 アイヌに生まれた使命に悩む彼女は、 独自の文化を築く米国の先住民セミノール族を訪ね、 自分が進むべき道を見出そうとする。
また、 制作指揮をとったエグゼクティブプロデューサーは、 「コロナウイルスで未来が不安になっている今だからこそ見て欲しい。 私は一体何者?何を目指して生きていくべきなのか? 今後の人生を考え、 一歩踏み出すキッカケとなるストーリーを短編ドキュメンタリーにまとめました。 美しい映像と併せて、 お楽しみください。 」と述べた。
著名人からのコメント
今回の作品について、 賛同をいただいた著名人から以下のコメントをいただきました。 (五十音順)
・AIさん/歌手
「折れた時にもう一度立ち上がる!このメッセージが突き刺さりました。
違いを恐れるんじゃなくて違いを認めて分かり合える世界への希望。
this is what we need right now... 世界中にハピネス!!!」
・井筒和幸さん/映画監督
「アイヌについての映画は過去に見たことはない。
これぞ先駆者の映像だ!」
・加藤ミリヤさん/歌手
「女として生きていく中でどうしても選択を迫られる瞬間がある。
どこかに置いてきたこと、 大切なものと遠ざかることは切なくもあるけれど、
本当はいつでもそれを取り戻せることを知っている。
自分は一体何者であって、 何をするべきなのか。
凛とした姿が強く美しく、 心が震えました。 」
・MONKEY MAJIKさん/ミュージシャン
「リエをはじめMAREWREWと一緒にステージに立った時、
その圧倒的な存在感に魅了されました。
秘めた光が溢れ出てくるような強さ。 会場全体を包み込む母性のような強さ。
セミノール族との出会いを通して自らを受け入れ肯定し、
そして自身のルーツを愛し伝え継ぐと一層の決意を抱いた彼女だからこそ
放つパワーなのだと、 この映像作品を見て改めて感じました。 」
「Future is MINE -アイヌ、 私の声-」
今回の旅人は、 北海道・二風谷に住むアイヌの女性、 萱野りえさん。 アイヌが多く暮らす北海道・阿寒湖に生まれ、 アイヌの唄や踊りに囲まれて育ちました。 成長してゆく中で、 アイヌである自分を嫌になったことがあるというりえさん。 信頼できる友人との出会いをキッカケに、 アイヌ語で歌うボーカルグループ「MAREWREW」の一員として、 再びアイヌ文化と共に歩み始めます。 しかし、 自分の活動に限界を感じ、 いつしか自信を失っていったのです。
結婚・出産を経験し、 めまぐるしく過ぎゆく日々の中で、 時間に限りがあることに焦りを感じたりえさん。 一瞬立ち止まったときに湧き上がってきたのは、 やはり自分のルーツであるアイヌへの想いでした。
そんなとき、 米国フロリダ州南部に居住する先住民・セミノール族の人々との交流するチャンスが訪れます。 同じ先住民として独自の文化を持つ彼らの姿に、 彼女は何を学び、 何を見出したのでしょうか。