“マイブーム”“ゆるキャラ”“クソゲー”など、 多くの造語やムーブメントを生み出してきたキング・オブ・サブ・カルチャーことみうらじゅんが2007年に提唱した“男キッス”。 この啓蒙ソング『男キッス』が みうらじゅん62歳の誕生日を記念してサブスク配信開始となった。
「長い付き合いでも手さえ触れたことがない男友達が多い。 そんな人達は友情を確認するために男同士でキッスするべきだ」という考えのもと提唱された“男キッス”は、 エバーグリーンなポップサウンド、 聴き終わると誰しもが口ずさんでしまうキャッチーなメロディ・ライン、 衝撃的な啓蒙MVとともに2007年に発表されたものの、 非常に残念なことにまったく世に根付くことなく平成という時代は終わってしまった。
2020年、 オリンピック・イヤーというメモリアルなタイミングでの“男キッス”再提起 (配信開始)は、 これまでの既成概念を大きく覆すことになるかもしれない。 なお間奏部分のギターはみうらじゅんの盟友 山田五郎が担当している。