ファッション誌Oggiの人気連載「悪い男」を単行本化、世の女性を惑わす“色男”ばかりを撮り下ろした奇跡の写真集が発売決定。
「悪い男」は、 いまをときめく人気俳優&アーティストに、 全国の女子が狂喜乱舞するシチュエーションを演じてもらい、 写真家・映画監督の蜷川実花さんが妖しく、 色っぽく撮り下ろした人気企画。
・もしも坂口健太郎が同僚だったら……
・もしもひとりで訪れた水族館で、 たまたま隣に立っていたのが菅田将暉だったら
・もしも土曜日の夕暮れのバーで、 佐々木蔵之介と待ち合わせをしたら
などなど、 毎号、 編集部が女性のときめくシチュエーションを蜷川実花さんにリクエストし、 夢のようなビジュアルを作ってもらう。 あわせて、 “色男”たちのショートインタビューも掲載。
昨年12月17日に、 この連載の単行本化を発表したところ、 女性たちの間で話題を集め、 ネット書店に予約が殺到。急遽、 発売前に大増刷が決定した。女性たちの妄想をかき立てる永久保存版の一冊、 ぜひご注目。
『悪い男』出演者はこんな男
坂口健太郎 愛想がいい男
菅田将暉 横顔が美しい男
佐々木蔵之介 隙のない男
三浦翔平 至近距離の男
千葉雄大 “わかっている”男
福士蒼汰 翻弄する男
永山絢斗 支配する男
JUNHO スターな男
長谷川博己 観察する男
瀬戸康史 見つめる男
竜星 涼 不落の男
北村一輝 ほほえむ男
成田 凌 甘やかし上手な男
高杉真宙 集中する男
iKON 隠さない男
中村倫也 懐に入る男
片寄涼太 プリンスな男
永山瑛太 永遠の男
松坂桃李 許す男
斎藤 工 侵犯する男 ※掲載順
永山瑛太 コメント(Oggi2月号掲載)
「蜷川実花さんとは、 この『悪い男』の撮影の前に他の雑誌で10年越しに再会したばかり。 こんなに近い間に撮影が続くのは、 今が“そういう時期”なんだ、 ということを思わずにはいられなかった。 ふだんから、 蜷川さんのいろんな作品、 ご活躍、 お仕事を拝見する際に、 蜷川さんがそのときどういうことを考えているかを垣間見る。 そういうところで、 ちょうど今、 面白いことが一緒にできるんじゃないかと。 今回すごく面白いと思えたのは『悪い男』というテーマだ。 僕が考える『悪い男』を蜷川さんに写真として伝えてもらう。 なんて楽しい遊戯なんだろう」。
松坂桃李 コメント(Oggi3月号掲載)
「蜷川実花さんと初めてお会いしたのは約8年前。 知り合って随分と経ちますが、 撮影していただいたのは今回の『悪い男』を含めてたった2回だけなんです。 『すごくお久しぶり!』という感じはしませんでしたが、 1カット目、 いちばん最初のシャッターを切る瞬間はとても緊張しました。 『はじめまして』は勢いで乗り切れる部分があるかもしないけれど、 8年経って『変わらないね』じゃ、 まずいじゃないですか。 会わない間に容姿はもちろん考え方も変わっているし、 それが現れているかもしれない。 感性の鋭い蜷川さんには、 そうやって抱いている不安を見透かされているかも、 と、 思って焦ったり。 そんなことをひっくるめて、 大変緊張した8年越しの1カット目でした。 蜷川さんにはどう映っているのかな」。
斎藤工 コメント(Oggi4月号掲載予定)
「今回の撮影は“一緒に朝食を食べている”という設定でしたが、 実は以前、 実花さんと僕は『こういうことをしてみたら化学反応が起きるかもね?』と、 本当に実践していた時期があったんです。 クリエイター同士の試みとして始めたことではあったのですが、 そこで見た実花さんがスピーディにお子さんや僕に朝食を作っている姿『母、 蜷川実花の現実』を、 そのとき僕はとても素敵だと思っていました。 実花さんの現場は『よーいスタート』というわかりやすい区切りがなく、 日常と撮影本番の“非日常”の境があまりない。 なめらかなグラデーションなんです。 だから、 その現場の設定と日常の自分を限りなく近づけておかないといけない。 いつ撮られても嘘がないようにしないといけない。 こちらが説明をしなくても、 被写体の、 その現場に来るまでの前後までくみ取って見えてしまう、 というところは、 実花さんのすごい才能のひとつだと思っています。 この連載も、 そんな実花さんだからこそ捉えている、 僕の姿が映っているかもしれません」。