1979年に創刊され、 2019年に創刊40周年を迎えた国内唯一のスーパーミステリー・マガジン「ムー」は、 公式サイト「ムーPLUS」を全面リニューアル。新サイトは株式会社ピースオブケイクが運営する「note」をプラットフォームとし、 「ムー」公式サイトとしての情報発信のほか、 有料ウェブマガジン「ムーCLUB」の配信も開始。
スーパーミステリー・マガジン「ムー」は、 1979年10月に創刊され、 2019年10月に創刊40周年を迎えた。 掲げているテーマは一貫して、 “世界の謎と不思議に挑戦する”。 ブレない、 変わらない。 昔読んでいた方がそのまま読める、 そんな老舗雑誌である。
現在の「ムー」は、 月刊誌や書籍の発行のみならず、 企業や自治体との協力により、 各地でイベントを展開し、 Tシャツやピアスからオカルトかるた、 毎日滅亡カレンダーに至る公式グッズを生み出すなど、 世間との接触機会が多様になっている。
やばい・あやしい・うさんくさいの三拍子揃った「ムー」が、 「まだあるんですか?」「実在したんですね!」と言われがちな「ムー」が、 2020年に至ってあの1999年に匹敵する強い認知を得るとは驚きである。
見渡せば、 世界中のウェブサイトにUFOやUMAの映像と情報があふれ、 宇宙論や人工知能がオカルトめいた視点をかざし、 同時にわれわれは改元の虹に胸を打たれた。 ときにはフェイクニュースや闇の権力が事実を塗りつぶしてしまうような事態と、 それらへの反応がSNSでぐるぐる回転している現実も横たわっている。
そんな超日常を迎えた2020年、 「ムー」は、 公式サイトをリニューアルし、 ここ、 「note」を舞台に新たなウェブマガジンを始める。 ウェブマガジンでの「ムー」は、 ひとまとまりの月刊誌ではなくなる。 いくつものウェブニュースの中で、 フォローするコンテンツの一部に、 だれかがシェアしたネタのひとつとして、 「ムー」があり、 それぞれが新しい「ムー」となる。 千の顔を持つ「ムー」との新たな遭遇、 もしく再会を楽しもう。
リニューアル後のムー公式サイト「ムーPLUS」では、 有料マガジン「ムーCLUB」のほか、 無料で読める記事も充実。 基本用語や頻出事例を解説する「ムーペディア」、 そして旧サイトでも人気だった秘教シンボルや幻獣事典、 パワーストーン事典も改めて掲載。 もちろん、 ムー公式サイトとしてイベントやコラボ企画、 新刊情報なども配信する。
有料ウェブマガジン「ムーCLUB」
ウェブだから軽く読める、 お手軽に楽しめる――ということではない。 「ムーCLUB」の会員となった、 “ムー民”のために、 深く、 怪しく、 そして新鮮なコンテンツを届ける有料ウェブマガジン「ムーCLUB」には、 「ムー」本誌の最新号からバックナンバーの特集記事が厳選掲載されるほか、 ウェブ限定の記事も多数、 配信される。
1月の配信予定記事から抜粋
7人の占い師・超能力者による「大予言2020」
兵庫県千種町で発見!「ツチノコのミイラ」
実用企画「予知夢・霊夢入門」
日本裏面史「吉備の魔法宮と錬金術師キュウモウ」
UFOレポート「ロズウェルのUFOスパイ」
並木伸一郎「フォーティアンFILE/ネッシーはウナギではない!」
吉田悠軌「怪談解題/歌舞伎町の『落ちる女』たち」
黒史郎「妖怪補遺々々/入ったら出られない『七つのカフカ』の家」
初見健一「昭和こどもオカルト回顧録/懐かしのミステリーグッズ」
宇佐和通「DARK RUMOR/都市伝説ドラマ『キャンドル・コーヴ』の真実」
山下メロ「平成UMAみやげ」
松原タニシ・田中俊行・恐怖新聞健太郎「怪談行脚」
辛酸なめ子「魂活巡業」
石原まこちん「ムー散歩」
また、 2月以降にも、 以下の記事配信を予定している。
羽仁礼「斎藤守弘が発見した『極孔神』信仰」
人間椅子・和嶋慎治「ムー的オリジナル楽曲解説・神々の椅子」
保江邦夫「物理学者のUFO調査回想記」
……などなど。
これらのほか、 毎月の占い、 海外のオカルト・ミステリーニュースを追う時事情報も展開。 また、 芸能界からスポーツ界、 クリエイターにもファンが多い「ムー」だけに、 各界の「ムー民」へのインタビューも実施。 「天気の子」の新海誠監督や、 新日本プロレスJr.ヘビー級チャンピオンの高橋ヒロム選手が超常現象について語るのは、 「ムー」ならではのことだ。 さらに三上丈晴編集長のイベント動画などを限定配信していく予定。 一部は全文公開していくので、 興味のある記事から覗いていただきたい。