2019年は「100周年(※)」を記念して、4月より計50公演におよぶ全国ツアー「100周年ツアー“百が如く”」を敢行してきたユニコーン。12月17日、50公演目となる最終日を大阪フェスティバルホールで迎えた。
2019年は元旦に「働き方改楽-なぜ俺たちは楽しいんだろう-」をスローガンに掲げ、3月にフルアルバム「UC100V(読み:ユーシーヒャクボルト)」を発売。4月からスタートしたツアーの最中に今年2枚目となるフルアルバム「UC100W(読み:ユーシーヒャクワット)」を制作・発表して世間を驚かせ、その後にスタートしたツアー後半では、新曲を含め大幅に演奏曲を入れ替えてステージに臨むなど、とにかく精力的な活動を繰り広げてきたユニコーン。
「100周年だから」という理由で、各地で100分ジャストのステージを展開した今回の全国ツアー。日本武道館2Days公演をはじめ、47都道府県制覇となったバンド史上初の奈良公演、唯一の2マンライブとなったMONGOL800との沖縄公演、川西幸一が還暦を節目に赤く生まれ変わった尼崎での誕生日公演、リーダーABEDONの地元・山形で57年続いたホールの最終日公演など、逸話の枚挙に遑がない。
最終日となった大阪フェスティバルホール公演は、冒頭のABEDONと奥田民生による「来ましたよ、最終日が!」「永遠に来ないと思ってた!」「本当にそう!」といMCに表されるように、遂に50公演目となるゴールに辿り着いた感慨深さが爆発したステージに。初日と比較すると同じ演奏曲はたった2曲だけという進化し続けたツアーは、ABEDONの「ユニコーンのコンサート“百が如く”、全て、終了しましたー!」という叫びと共に、今回も100分ジャストで大団円を迎えた。
また終演後には、同じツアータイトルながら、まるで別ツアーのように内容が異なる「日本武道館公演(100分)」と「大阪フェスティバルホール公演(100分)」、更にメンバー5人による100周年イヤーの軌跡を追った「100分のドキュメンタリー映像」までがコンパイルされた3枚組映像作品リリースも発表。彼らの「100周年」が凝縮されるであろう“100分づくし”の作品だけに、こちらの続報も心待ちにしたい。
photo:三浦憲治/チームライトサム
商品情報
映像作品「MOVIE 38 ユニコーン100周年ツアー“百が如く”」
2020年4月22日発売
・100周年記念 特殊仕様 / 完全生産限定盤
<Blu-ray>KSXL-291~4 ¥18,000(+税)<DVD>KSBL-6341~4 ¥16,000(+税)
・通常盤
<Blu-ray>KSXL-295~7 ¥15,000(+税)<DVD>KSBL-6345~7 ¥13,000(+税)
先着特典:100周年ツアー“スタッフパスが如く”ネームタグ(一部店舗はA4トートバッグ)
※現在制作中に付き、収録時間変更の可能性あり
DISC-1. 「100周年ツアー“百が如く”」2019.7.4 at 日本武道館【100分】
DISC-2. 「100周年ツアー“百が如く”」2019.12.17 at 大阪フェスティバルホール【100分】
DISC-3. ユニコーン100周年ドキュメント【100分】