イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の結成40周年記念再発プロジェクト「YMO40(ワイエムオーフォーティー)」のオフィシャル・サイト上に、 マルチ弦楽器奏者の高田漣と、 バンドodolのメンバー森山公稀のスペシャル対談動画(前編)が公開された。 両者は正月にNHKテレビで放送された『名盤ドキュメント~YMO“ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー”』でも共演している。
YMO結成40周年オフィシャルサイト
伝説的なフォークシンガーで細野晴臣等とも交流があった高田渡(2005年他界)を父に持つ高田漣は、 2002年のソロ・デビュー以来現在までに7枚のオリジナル・アルバムを発表。 自身の活動以外にも他アーティストのプロデュース、 映画、 ドラマ、 CM等多方面で活躍中。 先ごろも細野晴臣のバンドメンバーとして米国公演を成功裡に終えたばかり。 高田が初めてYMOを認識したのは、 漫才ブームの1980年、 YMOが“トリオ・ザ・テクノ”の名前で漫才番組に出演した時だという。
東京芸術大学出身で、 坂本龍一の遠い後輩にあたる森山公稀は、 2014年にodolを結成。 ピアノ、 シンセサイザー演奏と全楽曲の作曲を担当する。 odolはフジロックフェスティバルにも2度出演し、 新世代の最有力バンドの一つとして注目を集めている。 森山がYMOにハマッたきっかけは、 中学生の時たまたまYouTubeで目にしたライブ動画だったという。
マニアックな音楽リスナーでもある両者のトークは止まることを知らず、 対談時間は当初の予定を大幅に超過。 今回の動画も前編だけで20分弱の長尺となった。 近日公開の後編でもさらにディープなYMO談義が期待できそうだ。