amazarashiは、11月16日(金)に開催する自身初の武道館公演のタイトル『朗読演奏実験空間“新言語秩序”』、および秋田ひろむのメッセージとキービジュアルを掲載した特設サイトを公開。同時に、11月7日に発売される、武道館用に書き下ろされた新曲「リビングデッド」のアートワークと詳細情報を発表した。
特設サイトで公開される秋田ひろむからのメッセージでは、秋田の思いとこれからへの決意が綴られている他、この武道館公演のタイトル”新言語秩序”についても秋田本人の言葉で語られている。同時に公開されたキービジュアルは、これまでもamazarashiのCDジャケットやアートワーク、ミュージックビデオなどを手がけてきたYKBX氏による描き下ろしとなっている。
■秋田ひろむ メッセージ全文
前回の「地方都市のメメント・モリツアー」でバンドとして一つの大団円を迎えてしまったと僕は感じました。amazarashiをはじめたときに目標にしていた音楽と表現に一先ずではありますが、到達したのです。なので今回の武道館公演は、僕らが今できる表現を全て注ぎ込んだ記念碑であり、これからのamazarashiを占う試金石です。
「新言語秩序」は言葉のディストピアの物語です。ディストピア物語では、権力や大きな企業が支配する監視社会がよく描かれますが、今回問いかけたいのは一般市民同士が発言を見張りあう監視社会です。そしてそれは、現在のSNS上のコミュニケーションでよく見る言葉狩りや表現に対する狭量さをモチーフにしています。昨今感じる、表現をする上での息苦しさから今回のプロジェクトを立ち上げました。
「新言語秩序」プロジェクトはリスナー皆さんで作る参加型のプロジェクトです。僕らは今までの集大成である言葉と映像と光を駆使しメッセージを届けようと試みます。そこに皆さんの意思が介入し、一つの結末へと向かいます。
傷つけられた言葉。嬉しくて嬉しくてたまらなかった言葉。そういう『言葉』の積み重ねで僕らは形作られています。是非この抵抗運動に参加して、この言葉達の行く末を見届けてください。
なお、本日10月9日(火)J-WAVE(81.3FM)「SONAR MUSIC」(21:00〜24:00)にて新楽曲「リビングデッド」が初の音源フル解禁される。
■“新言語秩序”について
言葉が規制された世界で言葉の価値を問う物語
自由な言葉が規制され、あらゆるコミュニケーションが、事前に定められテンプレート化された言葉の組み合わせで行われている架空の世界。そこでは存在するすべての言葉が検閲の対象となっており、“新言語秩序”と名乗る団体が、テンプレート外の自由な発言を日々取り締まっている。
自由な発言によって傷つき、言葉を憎み、自由な言葉を取り締まる者。自由な言葉の可能性を信じて、自由な表現に挑み続ける者。相対する二人の主人公によってつむがれる「言葉」の物語。
■朗読演奏実験空間について
amazarashiの楽曲に加え、秋田が朗読する、強いメッセージの込められた書き下ろしのシナリオ、そして光と映像が混ざり合い、観客までも巻き込む演出。ライブ会場全体を表現空間捉えた新しいライブ表現を「朗読演奏実験空間」と名付けた。
秋田ひろむの朗読を交えた公演は、過去二回「千分の一夜物語」「虚無病」と実施されているが、そのライブ形式が今回“新言語秩序”では、さらに進化を遂げamazarashiらしい挑戦的な表現となる。
■J-WAVE(81.3FM) 「SONAR MUSIC」 ※「リビングデッド」フル音源初解禁
放送日時:10/9(火) 21:00-24:00
ナビゲーター:藤田琢己
ミュージックレシーバー:DAOKO
商品情報
amazarashi
New Single「リビングデッド」
2018.11.07 Release
Live Info.
amazarashi 武道館公演『朗読演奏実験空間“新言語秩序”』supported by uP!!!
2018/11/16(金)東京・日本武道館
開場18:00 開演19:00
※チケットは、完売しました。
問い合わせ:ホットスタッフ・プロモーション 03-5720-9999