2017年はカナダが生んだ孤高の音楽家グレン・グールドの生誕85周年、またカナダの建国150周年という記念すべき年にあたります。これを記念してカナダのグレン・グールド・ファウンデーションは2017年、世界の数カ所でキュレーターやプロデューサーと同目的の企画展/コンサートを計画・実施している。
その最後を飾ることになるのは12月、先鋭的なアートの拠点となった草月会館(東京・青山)で開催されるGlenn Gould Gathering。キュレーターを務めるのは、幼少期よりグールドの音楽性と個性的な演奏スタイルに憧れ、常にグールドを敬愛して来た坂本龍一。
さまざまな表現レイヤーを駆使し、言わずとも知れた20世紀で最も個性的なピアニスト、グレン・グールドをめぐるエキシビション、関連作品の特別上映、ライブを開催。本日よりエキシビジョンと関連作品の特別上映がスタート。
■エキシビジョン
Glenn Gould—Remodels
時間:9:30–17:30
Exhibition |草月会館1階 草月プラザ
サウンド・インスタレーション
坂本龍一
Exhibition |草月会館2階 談話室
インスタレーション
高谷史郎+坂本龍一
映像素材:Zakkubalan
Live Info.
■関連作品上映(入場無料)
【上映参加には、下記URLより事前申し込みが必要です!】
お申込み期間
≪12/13(水)分≫ *締め切りました
≪12/14(木)分≫ *締め切りました
≪12/15(金)分≫ 12/13(水)23:59まで
≪12/17(日)分≫ 12/15(金)8:30まで
<プログラム>
12/13(水) 会場:カナダ大使館 オスカー・ピーターソン シアター
13:30~14:30「いかにしてモーツァルトはダメな作曲家になったか」 / How Mozart Became a Bad Composer」
16:15~17:00「グレン・グールドのトロント / Glenn Gould's Toronto」
12/14(木) 会場:カナダ大使館 オスカー・ピーターソン シアター
14:30~17:00「砂の女 / The Woman in the Dunes」
12/15(金) 会場:カナダ大使館 オスカー・ピーターソン シアター
13:00~14:00「グレン・グールドについて / About Glenn Gould」
15:00~16:50「グレン・グールドの肖像 / Glenn Gould: A Portrait」※
※諸事情により本作品が上映されない場合、上映作品は『グレン・グールドのトロント』に変更になります。
12/17(日) 会場:草月ホール
9:00~11:30「砂の女 / The Woman in the Dunes」
全作品入場無料・自由席
カナダ大使館へのご入館にあたりまして:
カナダ大使館入館には、政府発行の写真付身分証明書のご提示が必須です。
入館の際、手荷物検査がございます。
大使館構内には駐車場はございませんため、公共交通機関でのご来場へご協力お願いいたします
【Glenn Gould Gathering 公演概要】
会場:東京・草月会館
●12月15日(金)
トーク・セッション 午後5:00開場/5:30開演
ライブ 午後6:30開場/7:00開演
●12月16日(土)
トーク・セッション 午後4:00開場/4:30開演
ライブ [昼公演]午後0:30開場/1:00開演・[夜公演]午後5:30開場/午後6:00開演
●12月17日(日)
トーク・セッション 午後4:00開場/4:30開演
ライブ [昼公演]午後0:30開場/1:00開演・[夜公演]午後5:30開場/午後6:00開演
■出演者
キュレーター:坂本龍一(ライブ全公演へ出演)
ライブ:アルヴァ・ノト、クリスチャン・フェネス、フランチェスコ・トリスターノ ほか
トーク・セッション:浅田彰(批評家)、國崎晋(サウンド&レコーディング・マガジン編集人)、山口一郎(サカナクション)、宮澤淳一(音楽評論家・青山学院大学教授) ほか