今年、結成40周年を迎えた英国最古のパンクロック・バンド、ダムドのドキュメンタリー映画『地獄に堕ちた野郎ども』のブルーレイとDVDが2017年2月22日（水）に発売されることが決定した。
また、ダムド史上初のライヴ盤『ライヴ・シェパートン1980』（1982年作）がオリジナル日本盤LP世界初再現紙ジャケ仕様＆K2HDマスタリング＋HQCD採用で、そしてチズウィック時代のシングル・ベストにモーターヘッドとの幻のコラボ・セッションなどを追加した『チズウィック・シングルス ...アンド・アナザー・シング』も同時発売となる。

映画『地獄に堕ちた野郎ども』は、モーターヘッドのレミー・キルミスターの生態をとらえた映画『極悪レミー』（2010年作）を手掛けたウェス・オーショスキー監督最新作。
あらゆる面でパンクロックのオリジネイターであるにもかかわらず、商業的な成功とは無縁なダムドは、セックス・ピストルズ、ザ・クラッシュといった大きい成功と名声を得た他の3大パンクバンドとは異なり、結成から40年を経た今でも現役で活動。英国最古のパンクロックバンドであるにもかかわらず、“伝説”と化していない唯一無二な存在だ。

オーショスキー監督はそんなダムドの今の姿をとらえつつ、多くのメンバーチェンジを含む凄まじく複雑で難解な歴史と、オリジナルメンバー間に存在し続ける人間関係のダークサイドにまで切り込んだ。本作は完成までに5年を費やした、監督は疲れきってしまったという労作である。
劇場公開では9月17日に渋谷HUMAXシネマにてレイトショー公開され、同館で大ヒットの某アニメ作品にまぎれながらも多くのパンクロックファンを動員、渋谷終了後翌日からシネマート新宿にて上映が開始されるという異例の展開となった。

今回発売となるブルーレイとDVDには、メンバーのキャプテン・センシブルがダムド発祥の地を紹介する映像やダムドの大ファンのコメディアン、フレッド・アーミセンのインタビュー、1976年のセックス・ピストルズの「ANARCHY TOUR」の真実が語られるほか、モーターヘッドとダムドの合体バンド「THE DOOMED」についての証言など、約45分の映像特典が収録される。
 

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• 映画『地獄に堕ちた野郎ども』オフィシャルサイト

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