いまだ現役のパンクロック・バンドとして第一線で活動を続けるダムド。バンド史上初となる彼らのドキュメンタリー映画『地獄に堕ちた野郎ども』が9月17日(土)より渋谷HUMAXシネマほか全国順次公開となることが決定した。
ダムドは1976年に結成、セックス・ピストルズ、ザ・クラッシュとともに三大ロンドン・パンクのひとつに数えられ、イギリスのパンクロック・シーンで初のレコードを76年に発売。初めて大西洋を渡ってアメリカでライブを行なったロンドンのパンク・バンドであり、複雑なメンバー・チェンジを繰り返しながらも他の2バンドと違って唯一、結成から40年を経たいまも現役で活動しているという奇跡のバンド。
セックス・ピストルズは『ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル』(80年)や『NO FUTURE A SEX PISTOLS FILM』(00年)、ザ・クラッシュは『ルード・ボーイ』(80年)や『LONDON CALLING/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー』(06年)など関連する映画作品が作られてきたなか、本作は満を持してのダムド史上初の映画作品となる。
監督は2010年に世界的ヒットとなったモーターヘッドのレミー・キルミスターのドキュメンタリー映画『極悪レミー』を手掛けたウェス・オーショスキー。制作費は全額個人負担、監督のほか製作、脚本、撮影、編集もすべて一人でこなし、ダムドの今の姿とともに、40年間で蓄積されてきた複雑な人間模様やバンドの内側を映し出す。
また、公開直前の9月7日にはダムドの傑作3rdアルバム『マシンガン・エチケット』(VICP-75160/2,700円+税)、4thアルバム『ブラック・アルバム』(VICP-75161〜2/3,200円+税)の2作が激レアなオリジナル日本盤LPを世界初再現した紙ジャケット仕様で発売となることも決定(発売:ビクターエンタテインメント/K2HDマスタリング+HQCD、紙ジャケット仕様、完全限定生産盤)。今年の9月は映画と音楽でダムド漬け、パンク・ロックまみれになる絶好の機会となるだろう。
商品情報
地獄に堕ちた野郎ども
2015年/アメリカ映画/110分/ビスタサイズ
原題『THE DAMNED:DON'T YOU WISH THAT WE WERE DEAD』
© 2015 Damned Documentary LLC.
提供:キングレコード
配給:ビーズインターナショナル
宣伝協力:ディスクユニオン、フウドブレイン
協力:ビクターエンタテインメント
監督・製作・脚本・撮影・編集:ウェス・オーショスキー
2016年9月17日(土)より、渋谷HUMAXシネマにて嵐のレイトショー!
出演:
■THE DAMNED(キャプテン・センシブル、ラット・スキャビーズ、デイヴ・ヴァニアン、ブライアン・ジェイムス、ローマン・ジャグ、ブライアン・メリック、ポール・グレイ)
■デイヴ・ガーン(Depeche Mode)
■フレッド・アーミセン (俳優/ミュージシャン)
■ミック・ジョーンズ(The Clash)
■レミー・キルミスター(Motorhead)
■イアン・マッケイ(Minor Threat/Fugazi)
■ビリー・アイドル
■ジェシー・ヒューズ(Eagles of Death Metal)
■クリッシー・ハインド(The Pretenders)
■ニック・メイスン(Pink Floyd)
■グレン・マトロック (Sex Pistols)
■キース・モリス(Black Flag/Circle Jerks/OFF!)
■クリス・ステイン(Blondie)
■ジェロ・ビアフラ(Dead Kennedys)
■ゲイ・アドヴァート(The Adverts)
■クレム・バーク(Blondie)
■ジャン=ジャック・バーネル(The Stranglers)
■ルー・エドモンズ(P.I.L./The Damned)
■スティーヴ・ディグル(Buzzcocks)
■ジャック・グリシャム(T.S.O.L.)
■チャーリー・ハーパー(U.K. Subs)
■デクスター・ホーランド(The Offspring)
■ジム・ジョーンズ(Jim Jones Revue)
■ドン・レッツ(映画監督/ミュージシャン)
■ジョン・モス(Culture Club/The Damned)
■バズ・オズボーン(The Melvins)
■TVスミス(The Adverts)
■ジミー・アシュハースト(Buckcherry)