ジャパニーズモッズバンド、ザ・コレクターズのメンバーという肩書きはむしろ聞き手のイメージを邪魔してしまうのではないかと懸念されるほどストレンジなニューウェーブサウンドで94年、まさに渋谷系全盛期にひときわ異彩を放ったアーティスト、小里誠ことFrancisが当時リリースした 1st mini album “BURNING BEAR!” がカセットエディションと、まさにサウンドのもつモンド感とガジェットな雰囲気にふさわしいパッケージで再発された。
オリジナルCDの1曲を除くほとんどの楽曲に加え、2015年レコーディングの新曲(instrumental)もカップリング。オリジナルジャケットをモチーフに再構成されたカセットならではのインデックスデザインもひときわ魅力的だ。
先日、恵比寿BATICAにて行われたFrancis主催のイベント “Hallo Excentrico!” で先行会場販売されたこのカセットがこの度、通信販売でも購入できるようになった。今のところCDショップなどにディストリビューションする予定はないとのこと。
今年に入り精力的に行っているライブパフォーマンスでも、さながら S.Gainsbourg of NEW WAVE と呼んでしまってもいいほど、他に類の無い独自な世界を展開している彼の原点を再確認するためにも、これぞまさにマストアイテムだ。

“BURNING BEAR!” cassette edition / Francis
side A 1.KAZOO 2.挑発 3.STEREOLOVE
side B 1.BECAUSE,LITTLE GIRL 2.BURNING BEAR! 3.FRANCIS 4.TUXEDOMOON(新曲)
※Francis オリジナルステッカー付き
¥1300 (tax in)