食欲に溺れる一青窈!? "食べる"行為に宿るフェチズムを追求した初のMUSIC VIDEO！

2014.08.07

一青窈アー写.jpg “食べる”。すなわち人間が生命を維持し、活動し、成長をするために必要な栄養素を摂る行為である。
最近、ウェブカメラの前でただもくもくと箸を進め、食べ物を口へ運んで行くだけの動画を公開する韓国人女性にアクセスが殺到し話題を集めたりと、その生き物にとってあたりまえの“食べる”行為に、フェチズムを感じてしまう人たちがいる。

一方、不倫という人間の不条理な行為をテーマにしたドロドロの脚本が波紋を呼び、今期フジテレビ系ドラマで唯一視聴率を伸ばしている連ドラが木曜劇場「昼顏」。
その主題歌として注目される一青窈の最新作が「他人の関係 feat. SOIL&"PIMP"SESSIONS」。昭和の名曲のリバイバルカバーだ。

この曲の歌詞は、妖艶で愛欲に奔放な女性を描いており、先日公開されたCDジャケットは、フィーチャリングしたSOILのメンバーを喰らおうとしている“一青窈姐さん”が描かれるなど、今作の一青窈は、この曲の刺激的なヒロインを演じきっている。

他人の関係通常ジャケ写.jpg 本日公開されたMUSIC VIDEOは、その主人公の奔放な“愛欲”をなんと“食欲”に置き換え、とにかく食欲に溺れる“一青窈姐さん”が登場する。

SOIL&"PIMP"SESSIONSとのカッコいい演奏シーンの合間に映し出されるのは、一青窈があらゆる食べ物を喰らうシーンの連続で、とにかく食欲旺盛に食べまくる一青窈の姿だ。なんとその数30品目！
特に、骨付きチキンを食いちぎり、羊羹を一本丸かじり、さらにロッキーばりに生卵を一気飲みするなど、女性アーティストとしては前代未聞の映像となっている。

そして食材として銀皿の上でパセリと一緒に盛りつけられてしまう一青窈も登場するなど、とにかく食べる行為を人間の欲にまつわるエロスとしてに描き出した、かなりフェチズム満載のMUSIC VIDEOだ。

ちなみに、この撮影の数日前、一青窈は食あたりで体調不良のまま挑んだらしく、涼しい顔で食べまくり、そんなことを感じさせない彼女のアーティスト根性に脱帽である。
今回食べた食材のひとつは、シングルCDの中にも描かれこっそり登場しているようなので、探してみるのも楽しそうだ。

そして原曲の金井克子と同じく、パッパパヤッパーのあの“振り付け”も炸裂している。ぜひチェックしていただきたい。