ネットを中心にボカロPとして活動してきた「ねこぼーろ」が、本人が自ら歌唱するアーティスト「ササノマリイ(sasanomaly)」として活動を開始することを発表した。
「ねこぼーろ」は、エレクトロニカをベースとしてロック、ヒップホップとの融合など独自の解釈で楽曲を制作し、発表してきた偉才の持ち主で、代表曲「戯言スピーカー」、「自傷無色」はニコニコ動画など動画共有サイトで、多くのアーティストに唄われている。
今回、ササノマリイ名義として発表される初の全国流通作品「シノニムとヒポクリト」は、10月15日にリリース。
このリリースに合わせてオフィシャルサイトがオープンし、アルバムに収録予定の楽曲「戯言スピーカー」のミュージックビデオが公開された。
「戯言スピーカー」は、優しげなメロディーに辛辣な歌詞が融合された楽曲で、ボカロ時代とは違う新たなアレンジと共に、マッチ箱を使ったストップモーション、アニメーションと本人がロトスコープにより出演した、異色の映像作品となっている。
【ササノマリイ biography】
男 23歳
ねこぼーろとして、ボカロPの活動をスタート。
「戯言スピーカー」「自傷無色」など数々の曲が、音楽ユーザーに支持を受ける。
2014年、ねこぼーろは分裂しササノマリイが誕生。
本人が歌も手がけるササノマリイとしての活動をスタートさせる。