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スターダスト☆レビュー、コンサートで集まった義援金を福島大学に寄付! それを元に、福島大学で子ども支援基金設立

2014.07.30

SDR0727 02 .jpg「高い音楽性と低い腰」をモットーに、全国各地で演奏を続ける日本屈指のライブバンド、スターダスト☆レビュー。

そのスターダスト☆レビューが、7月27日、福島県・南相馬市民文化会館で行なわれた無料コンサート「スターダスト☆レビュー ア・カペラ&アコースティックフリーライブ『一緒にうたいませんか』」にて、全国各地で募った義援金と、2013年末に行ったチャリティコンサートで集まった収益金、計38,918,502円を、福島大学に寄付した。
福島大学ではこの義援金を元手にして、持続的な支援が可能になるように「福島めばえ助成金」を作り、福島の未来を担う子ども・若者の学びや経験を促進する目的で運用する。

当日は義援金の贈呈式の他、ゲストに開沼 博氏(福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特別研究員)、福島の詩人・和合亮一氏を迎え、福島の現状を語る講演や、和合氏による詩の朗読が行なわれた。
その後ライブがスタート。抽選で招待された1000人のお客様を前に、「今夜だけきっと」「夢伝説」「木蘭の涙」など全12曲を披露し、大盛況のうちにライブは終了した。

SDR0727 01 .jpg東日本大震災直後、全国をライブで巡る際、来場者の皆さまからの義援金を預かり、これまでも様々な機会を通じて被災地に寄付を行なってきたスターダスト☆レビュー。
今回、「福島大学うつくしまふくしま未来支援センター」が取り組んでいる「福島の未来を担う子ども・若者」を目的とした支援活動に対して、2013年12月に東京・大阪で行なったチャリティ・コンサートの収益金を含む各地ライブ会場にてお預かりした義援金全額、計38,918,502円を寄付することに決めた。
今回、その義援金をお届けするために行なわれたのが、「スターダスト☆レビュー ア・カペラ&アコースティックフリーライブ『一緒にうたいませんか』」と題した無料ライブだ。

「福島めばえ助成金」は、「福島の地域が抱える課題の掘り起こし」と「支援プロセスの可視化」を重視している。これまで、第三者機関を通して被災地に義援金を寄付しても、それが本当に被災地のニーズに応えているのか、被災地においてどのように使われているのかわかりづらいという声があった。

本基金では、自らの義援金が具体的に福島のために役だっているという「手触り感」を大切にする。県内各地の住民に話を聞きながら、いま地域やそこで生きる人々に必要とされているものが何なのか、とりわけ子ども、若者に必要なものは何なのか、を明確にした上で、費用や物品の提供を行なう。また、そのプロセス自体をインターネット等で発信することで、さらなる支援の手が基金に集まり続けることを目指す。
このような基金の運用とそれを通した地域課題の発見・解決の支援を大学が行なうことは例が少ない。

会場となった南相馬市民文化会館ゆめはっとは、抽選で選ばれた約1000人の人たちで満員となった。その中、まずは義援金の贈呈式が行なわれ、その後、福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特別研究員である開沼 博氏による、福島の現状についての講演が行なわれ、その後福島で活動を続ける詩人・和合亮一氏が、自身の詩の朗読を行なった。
その後、スターダスト☆レビューのライブがスタート。昨年末に行なわれたチャリティライブ同様、ア・カペラ&アコースティックスタイルで「今夜だけきっと」「夢伝説」「木蘭の涙」などの代表曲など全12曲を披露し、大盛況のうちにライブは終了した。

8月6日にはニューアルバム「SHOUT」をリリースし、10月からは全国ツアーもスタートするスターダスト☆レビュー。彼らの復興支援の取り組みは、まだまだ今後も続いていく。

SDR0727 live .jpg【ボーカル&ギター 根本要のコメント】
東日本大震災以降、スターダスト☆レビューのコンサートで多くの方から義援金をお預かりしてきましたが、今回ご縁があって福島大学の“めばえ助成金”に寄付させていただくことになりました。震災から3年、被災地の現状を風化させないように、スターダスト☆レビューはこれからも復興支援に取り組んでいきます。

【この時期に基金を立ち上げた理由は?】
現在、福島の問題、とりわけ子ども・若者の問題は複雑化する一方で、そこに対する社会の無関心化・忘却が進んでいる。その中、長期に渡る影響に対応するには、単発の寄付金などによる支援ではなく、持続的に支援の手を集めるための受け口が必要だ。基金の立ち上げによって、日本全国の人々が福島への「手触り感」のある支援をいつでも気軽にできるようにすることを目指す。

【運用の主体は?】
福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員・開沼博研究室内のプロジェクト「福島学構築プロジェクト」が、先述した課題の掘り起こし、支援プロセスの可視化、自治体や住民への費用や物品の提供などを行なう。

【義援金の寄付に至った経緯は?】
スターダスト☆レビューの根本要は1998年よりジャパンエフエムネットワークにてラジオ番組「要のある音楽」を担当している。一方、現在、福島大うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員・開沼博がJFNのラジオ番組「サードプレイズ:この震災を語る本当の言葉を探して」に出演しており、ジャパンエフエムネットワークが取り持つ形で寄付が決まった。

商品情報

「SHOUT」

【初回限定盤(CD+DVD)】TECI-1412/価格:3,611円+税
【通常盤(CD)】TECI-1413/価格:2,870円+税
■初回限定盤特典DVDには、貴重なアルバムレコーディングドキュメント映像などを収録。
■初回限定盤の初回生産分のみスペシャルパッケージ仕様。
2014年8月6日発売

Live Info.

楽園音楽祭2014
8月2日(土)さぬき市野外音楽広場テアトロン(香川県)
8月9日(土)日比谷野外大音楽堂(東京都)
8月30日(土)・31日(日)太閤山ランド野外劇場(富山県)

STARDUST REVUE LIVE TOUR「SHOUT」
10月11日(土)ハーモニーホール座間(神奈川県)
10月18日(土)守山市民ホール(滋賀県)
10月19日(日)貝塚市民文化会館 コスモスシアター 大ホール(大阪府)
10月25日(土)新潟県民会館 大ホール(新潟県)
10月26日(日)熊谷会館(埼玉県)
11月1日(土)中野サンプラザホール(東京都)
11月2日(日)中野サンプラザホール(東京都)
11月8日(土)オリックス劇場(大阪府)
11月9日(日)オリックス劇場(大阪府)
11月15日(土)愛知県芸術劇場 大ホール(愛知県)
11月16日(日)三島市民文化会館・大ホール(静岡県)
11月22日(土)山口市民会館(山口県)
11月23日(日)島根県民会館(島根県)
11月30日(日)藤岡市みかぼみらい館(群馬県)
12月6日(土)松山市総合コミュニティセンター(愛媛県)
12月7日(日)徳島市立文化センター(徳島県)
12月13日(土)ハートピア春江(福井県)
12月14日(日)黒部国際文化センター・コラーレ(富山県)
12月20日(土)長崎ブリックホール(長崎県)
12月22日(月)市民会館崇城大学ホール(熊本県)
12月23日(火・祝)宝山ホール(鹿児島県)
12月27日(土)東京エレクトロンホール宮城(宮城県)
12月28日(日)福島県文化センター(福島県)
【2015年】
1月10日(土)栃木県総合文化センター(栃木県)
1月12日(月・祝)三重県文化会館 中ホール(三重県)
1月24日(土)かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール(東京都)
1月25日(日)アクトシティ浜松 大ホール(静岡県)
2月1日(日)神奈川県民ホール・大ホール(神奈川県)
2月8日(日)佐賀市民会館(佐賀県)
2月11日(水・祝)広島上野学園ホール(広島県)
2月28日(土)千葉県文化会館 大ホール(千葉県)
3月1日(日)福生市民会館 大ホール(東京都)
3月7日(土)静岡市清水文化会館 マリナート 大ホール(静岡県)
3月21日(土)大宮ソニックシティ 大ホール(埼玉県)
4月11日(土)大分iichikoグランシアタ(大分県)
4月12日(日)宮崎市民文化ホール(宮崎県)
4月18日(土)沖縄コンベンション劇場(沖縄県)
4月25日(土)とりぎん文化会館(鳥取県)
4月26日(日)岡山市民会館(岡山県)
5月8日(金)旭川市民文化会館 大ホール(北海道)
5月10日(日)札幌市民ホール(北海道)
5月16日(土)盛岡市民文化ホール(岩手県)
5月17日(日)やまぎんホール(山形県)
5月23日(土)青森市民ホール(青森県)
5月24日(日)秋田市文化会館(秋田県)
and more.... 全国約60公演予定

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