来たる6月20日に下北沢SHELTERにて、“ザ・ラヂオカセッツ「まんま!」リリースツアー・ファイナル 『ラヂオのお時間〜ワンマン編〜』”が開催される。今年2月より“東京・ラヂオのお時間〜3本勝負”と銘打ったライブを下北沢SHELTERで3ヶ月連続開催し、強烈なインパクトを残した彼ら。そして4月には、ニューアルバム『まんま!』をリリースし、4月30日の愛知・池下CLUB UPSETを皮切りに、全国4ヶ所で開催されていたツアーファイナルが、今回の下北沢SHELTERでのワンマンとなる。ライブは20時とゆっくりスタートなので、ぜひたくさんの人に見に来て欲しい。
2013年6月20日(木)下北沢SHELTER
ザ・ラヂオカセッツ「まんま!」リリースツアー・ファイナル『ラヂオのお時間〜ワンマン編〜』
ザ・ラヂオカセッツ
OPEN 19:30 / START 20:00
ADV ¥2300 / DOOR ¥2800
ローソンチケット(Lコード:75670)・e+・SHELTERにてチケット発売中
3月に行なわれた“東京・ラヂオのお時間〜3本勝負 ラウンド2〜”のレポートはこちら↓↓。
2013年3月13日(水)下北沢SHELTER
東京・ラヂオのお時間〜3本勝負 ラウンド2〜
ザ・ラヂオカセッツの3カ月連続スリーマン企画の真ん中となるこの日は、まさに今あちこちで注目を集めているBAND AとSEBASTIAN Xをゲストに行なわれた。
トップバッターはDaisy Barでワンマンライブを成功に収め、勢いに乗っている盟友のBAND A。匿名性のあるバンド名だがVo.原コウヘイは「気づいておくれよ!」と何度も叫び、ジャッキジャキの轟音ギターと挑発的なMCでフロアを煽る。スリーマンというガチンコ勝負にふさわしい緊張感とプレッシャーを残した。
続いてお馴染みThe Temptations『My Girl』のSEと共に登場したSEBASTIAN X。飛び出すや否や『サディスティック・カシオペア』『ROSE GARDEN,BABY BLUE』『サファイアに告ぐ』『ハムレット』と、一気に駆け抜けた。この日披露された新曲『ヒバリオペラ』は弾むピアノでスキップする春爛漫な雰囲気の楽曲。キラキラとした詞と伸びやかな歌声に、フロアは気持よさそうに揺らされた。
そしてトリを務めたのはもちろん、ザ・ラヂオカセッツ。新曲『青』のイントロと共に「ラヂオの時間へよォーこそ!」と元気よく登場。その瞬間、この日のラヂオカセッツは気合いが違うことを感じた。それはもちろん、対バンに対するプレッシャーもあるだろうが、観客へ、そして自分たちへの想いを確かめるように一言一言語りかけるように歌っていたのが印象に残った。4月リリースのアルバム『まんま!』から新曲たっぷりのセットリストで、これからの新生ラヂオカセッツをぶつけた。数々のライブを見ていると考える。「今日を逃すと次はいつになるだろう」、と。まさしくそんな個性的なスリーマンであった。
現在全国ツアー中のザ・ラヂオカセッツ。ファイナルのワンマンは6月20日、下北沢SHELTERで開催される。SHELTERでのスリーマン3本勝負、そして全国各地で得たものをあますことなくぶつけてくれるだろう。(text:上里 環/下北沢SHELTER)
ザ・ラヂオカセッツSET LIST
1. 青
2. 東京
3. ジャイロ
4. FRIDAY
5. ハロ
6. ミュージシャンになりたい
7. ジャックとダニエル
−アンコール−
8. 夜伽
9. ロックンロール