昨日行われたamazarashiの1st live「この街で生きている」（恵比寿リキッドルーム9.19）追加公演、素晴らしいライブでした。会場はほぼ想像に近い超満員状態で、身動きも上手く出来ないし、たまにステージが見えないという状況ではありましたが…。セットリストは“追加公演”ということで、6月に渋谷WWWで行なわれた公演に新曲が3曲追加され、その中で私が特に印象的だったのは『デスゲーム』だったのですが、会場全体がスピーカーかと思うほどの迫力のサウンド、そして今回もステージには半透明のスクリーンが張られ、そこに映し出された映像との神秘的な世界。彼らの世界を存分に堪能することが出来ました。
　ライブ中ずっとスクリーンを見つめ、amazarashiの音に聴き入っていたフロアではありましたが、最後たった一度しかなかったMCでの秋田ひろむの言葉「もっと良い曲を書きたいし、またライブをやりたい」（ごめんなさい、メモしてないので全文ではありません）という、彼の思いが溢れ出た言葉に盛大な歓声と拍手で応えていました。短い言葉だったかもしれないけれど、その言葉に秋田ひろむという1人の人間を見ることが出来たような気がします。
　その「またライブをやりたいし、やると思う」という言葉で、この会場にいた何百人もの人が次のライブを期待したわけですが、早速決まっていました。会場を出て、2階のフロアに進むとどこからか「渋谷公会堂公演の先行は〜」という声が聞こえ、フライヤーを受け取ると、そこには、“1月28日に渋谷公会堂にて公演決定”の文字。ライブ中、11月にフルアルバムがリリースされること、次のライブが決まっていることは、一切語られませんでしたが、また次のライブがちゃんと決まっているんだということに喜びを感じました。次は椅子席のある会場。彼らは映像も魅せるステージなので、椅子席が似合うかもしれません。今回のリキッドルームのチケットは、うわさでは5分で完売したそうで、次の公演も即日売り切れるような気はします。今日からamazarashiオフィシャルサイトでは、ライブ「千年幸福論」（2012.01.28@渋谷公会堂）の先行予約を受け付けておりますので、ぜひ行きたいという方は急いでください。
　本公演のタイトルともなっている1st FULL ALBUM『千年幸福論』は11月16日にリリースが予定されています。この作品は、過去に発表した楽曲を含まない新曲12曲に加え、初回限定盤には文化庁メディア芸術祭 優秀賞を受賞した『夏を待っていました』『クリスマス』『アノミー』などのミュージックビデオとライブ映像が収録されたDVD、詩集と本人初となる短編小説が掲載された特殊ブックレットが付属されるとのことです。

amazarashi LIVE「千年幸福論」＠渋谷公会堂
2012年1月28日（土）渋谷公会堂
開場 17:00 / 開演 18:00
前売￥4,000（消費税込み）/ 当日 ￥5,000（消費税込み）
HP先行予約（2011年9月20日〜10月15日 イープラスにて）
2011年11月16日発売CD封入先行予約（2011年11月16日〜11月25日 イープラスにて）
発売日：2011/12/3（土）
先行予約：http://eplus.jp/amazarashi-sk/

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