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「FOREST AWARD NEW FACE オーディション」入賞者発表!

2011.02.24

2011.02.20-0577.jpgKAN、森高千里、シャ乱Q、モーニング娘。を始めとするハロー!プロジェクト、中島卓偉といった人気アーティストを擁するアップフロントワークスがNPO法人“PLANT A TREE PLANT LOVE”とのコラボレーションにより新人発掘プロジェクト「FOREST AWARD NEW FACE オーディション」を主催、さる2月20日(日)に東京・丸の内のCOTTON CLUBにて最終審査が行なわれた。
これからの地球環境、音楽文化を大切に守っていこうという精神のもとに「音楽を通じてメッセージを発信する才能を発掘する」ことを主旨とする同オーディションは昨年9月にスタートを切り、応募締切の12月15日までに総数約1,000組の歌手、シンガー・ソングライター、バンドが応募。最終審査当日はその1,000組の中から一次、二次の書類・音源による厳しい審査を通過した14組が由緒あるCOTTON CLUBのステージに立った。あいざわ元気と加藤紀子の司会により和やかな雰囲気のなか審査は進行され、各人は現在持ち得る力量と持ち味を遺憾なく発揮。メジャー・デビューを懸けて程良い緊張感を保ちつつ、瑞々しい感性を歌とパフォーマンスにぶつけていた。
2011.02.20-0288.jpg音楽評論家の富澤一誠を始め9人の審査員による厳正なる協議の結果、見事受賞を果たしたのは以下の通り。
まず、第3位は爽快感のあるメロディが印象的な『中央線』を披露した4人組バンド、ココロネ(門上 徹[vo, ag]、梶谷皓平[b]、吉田康平[key]、砂金隼人[ds])。歌心を大切にした真摯な姿勢が実直に伝わる演奏で好感が持てた。
第2位は兵庫県出身の夕紗。剥き出しの感情を一篇の歌に託すシンガー・ソングライターで、オリジナル楽曲『Bring to me the another world』はすでに彼女独自の揺るぎない世界観が確立されていた。
当日は嬉しいハプニングもあった。演者のクオリティが非常に高く、入賞を3組に絞るには余りに惜しいということで、第1位が発表される前に4組の特別賞が急遽設けられることになったのだ。フォーシーズ賞にはDEENの『このまま君だけを奪い去りたい』を堂々と唄い上げたペルー国籍のエリック福崎、サマンサタバサ賞には透明感のある歌声が魅力の宗彦がそれぞれ受賞。さらに審査員長特別賞として『いま僕がここにいること』を披露した北海道出身の小泉尊史、昂揚感のある『オキドキ』を披露した東京都出身の林よしみの2組が受賞。いずれもオリジナル楽曲のクオリティが極めて高いことが評価されての受賞だった。
そして第1位の栄冠に輝いたのは、コブクロの『To calling of love』を安定した歌唱力で唄い上げた茨城県出身の21歳、岩田 真。審査委員長の富澤一誠は「とにかく声質が素晴らしく、ダントツだった。トレーニングを積めばまだまだ伸びるし、本人の声質に合った曲があれば一気にブレイクするのでは?」と大絶賛のコメントを送った。
これを受け、総数約1,000組の頂点に立った岩田は頬を紅潮させながら次のように述べた。「今日、僕の歌を聴いて頂いてありがとうございました。応援してくれた家族、友達に感謝したいです。ありがとうございました」
最後に富澤審査員長から出場者一人一人に対して的確な寸評が言い渡され、4時間に及ぶオーディションは賑々しく幕を閉じた。このオーディションから忌憚のないメッセージを現代社会に放ち続ける気鋭のミュージシャンが輩出されることを願ってやまない。(取材・文:喜多見 歩)2011.02.20-0582.jpg

写真は左から司会のあいざわ元気、3位入賞のココロネ、1位の栄冠に輝いた岩田 真、2位入賞の夕紗、司会の加藤紀子。

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