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【ライブレポート】モーサムトーンベンダーの百々和宏がお贈りする無料 (投げ銭)ライブ

2010.12.26

lofta_1224.jpg2010/12/24(金)
Asagaya/Loft A 3rd Anniversary BAR LIVE
「Drink'n'Roll Christmas」
Asagaya/Loft A

【出演】百々和宏/三沢洋紀


12月24日。街中が一年で一番ロマンチックな雰囲気に包まれる今日。阿佐ヶ谷、地下にある小さなバースペースで、特別なライブが開催された。

モーサムトーンベンダーの百々和宏がお送りする、至近距離のバースペースでの無料(投げ銭)ライブという、プレミアムなライブシリーズ。第三弾となる今回は、元ラブクライの三沢洋紀をゲストに招いての開催となった。

イブの夜半にも関わらず、開演前から会場には30人超の満員のお客さんが詰めかけ、ライブを心待ちにしている。

予定より30分以上押して、まず登場したのは三沢洋紀さん。曰く「この前に忘年会でお酒飲んできちゃって」とのことで、いい具合に酔っ払いの体をなしており、なんともゴキゲン。ギターをかき鳴らしながら、透き通るような歌声を披露して下さっている間も、なにか笑顔が自然とこぼれてくるようなハッピーな演奏に、会場はとても温かい雰囲気に包まれた。
途中「小さい頃からうまいとほめられていた」という“口笛ソロ”で、クリスマスソングも披露。「ポイントはね、吹くんじゃなくて吸うこと」と、内緒話を打ち明けるように囁く三沢さんの姿に、会場は笑顔に包まれた。

一時間弱の演奏で、冬の冷え切った会場の空気を、一気に温めてくれた後を受け、百々さんが登場。

三沢さんにさらに輪をかけて酔っ払い状態の百々さん。「クリスマスやしね」と、最初はしっとりロマンチックにしようと思っていたらしいのが、途中からは急に演出することもなくなったのか、会場の限界を超える轟音のサイケデリックギターが炸裂。ルースターズ『恋をしようよ』のカバーでは会場のお客さんに手拍子を煽るも、てんでバラバラの手拍子に「裏でお願いします」と即席の手拍子教習を開催する一幕も。とはいえ「リクエストでやってと言われたので」と『ペチカ』のイントロが流れ始めた瞬間は、会場からはため息のような歓声が漏れ、イブの夜にこの名曲を小さな会場で聴ける幸せをみなさんかみしめているようでした。

最後は、お二人でセッション。もはや完全な酔狂となり果てたお二人による演奏は、本人たちをして「まさにプロの演奏やね」と言わすほど、へろっへろな呑んべぇアレンジ。ローリングストーンズのリフに山下達郎をあわせるといった、悪ふざけとも言えるような秀逸なアレンジに、会場は大いに沸いた。永遠に終わらないんじゃないかというくらい『Jumpin' Jack Flash』のフレーズが繰り返されていたとき、ふと会場に目をやると、みんな本当に楽しそうに笑っていて、私もこみあげてくる笑顔を抑えきれなかった。

ライブ間のMCで、百々さんが「せっかくの12月24日にこんなところでなにやってんだ!」と言っていたが、とんでもない。イブの夜にふさわしい、最高にゴキゲンなキラキラ輝くプレゼントとなった。(阿佐ヶ谷ロフトA ヤマサキ)

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