新宿LOFTはロックの聖地であり原点
浅岡:FIELD OF VIEWはけっこう綺麗な音楽をやってるけど、今回はMountainmanとやるということで。ちょっと激しくしようとか、攻める曲を増やそうかなと思ってます。僕はヒット曲はちゃんと同じようにやってあげるのが礼儀だと思ってるので、ヒット曲は普通にやりつつテンポをちょっと上げる感じにしたり、激しく行くような感じとか縦乗りを目指すのも良いなとは思ってて。お客さんがどんな反応をするか分からないけど、FIELD OF VIEWも意外とロックなんだなと思ってくれればいいなって。
高橋:僕としては、いつも自分たちがやってるスタイルを見せるのがMountainmanらしいなと思ってて、そのままの僕たちをFIELD OF VIEWのファンの人たちにもバーンって見せたいかな。2つのバンドが持ってる表現の仕方がそれぞれ違うところが面白いわけだし、ましてや同世代でけっこう似たようなバックボーンを持ちながら結果的にこれだけ違うものができてたりする。そこがやっぱり素敵だし、個人個人のアーティストの差で面白いと思うんですよね。LOFTっていう舞台はギミックが通用しない魂のぶつけ合いみたいな小屋(=ライブハウス)で、ロックの原点みたいな場所だと思うんで。僕らって30年前とかにすれ違ってるけど、確実に同じ時代を生きてきて改めてLOFTで出会う。30年かけて音楽をやってきたそれぞれの信じる道があって、それがピュアな形で花がパッと2つ咲けばいいなって思ってます。
浅岡:高橋さんがまとめてくれて、もう言うことない! 僕はFIELD OF VIEWを2002年に解散(※2020年から再始動)してソロになった時、「浅岡と申します、LOFTに出たいんです」ってLOFTに電話をしたんですよ。
高橋:へぇ〜、そうなの!?
浅岡:その時に浅岡雄也としてソロで出て、それから毎年バースデイライブをLOFTでやるようになって。それで今回は(FIELD OF VIEWとして)LOFTにリベンジ、なんです。
高橋:なるほど。それこそ僕はね、本当は小滝橋にあった時のLOFTに出たかったですけどね。
浅岡:僕も出たかった! でも間に合わなかったんですよね〜!
高橋:そう、間に合わなかった。それで歌舞伎町のLOFTに初めて出たのが2025年1月、Mountainmanとしてのワンマンで。その模様を録音して2枚組のアナログ盤を作ったんですけど(『Luv LIVE』/2025年)、それが僕のLOFT初出演なんですよね。
浅岡:初出演で、その演奏をアナログにしたんだ!
高橋:そうなの(笑)。初めて新宿LOFTの舞台に立つし、この先もう1回立つかどうかなんて分かんなかったし、記念に音源を残しておきたいと思って。いい音源だったからこれでアナログ盤を作ったんですけど、普通は初めて出たLOFTの音源をレコードになんかしないよね(笑)。
浅岡:やるなぁ〜、でも分かる!
高橋:でもやっぱり新宿LOFTって、それだけずっと立ちたかったライブハウスだしね。
浅岡:そう、LOFTって結局、聖地なんですよ。中学の時から憧れて、僕がボーカリストを目指すきっかけになった氷室京介が出てたとか、そういうところを含めてLOFTから始めないとダメだなと思って。だからFIELD OF VIEWを解散して、最初にLOFTに行ったんですよね。
高橋:なるほど。原点に帰る、みたいなね。そう、LOFTはロックの聖地。うちの場合はMountainmanに喧太がいることがとても大きくて、日本全国のライブハウスに彼が幅広いコネクションを持ってるおかげでいろんなライブハウスに出てるし、LOFTに立てたのも喧太が何度もLOFTに出てたから。仮に男闘呼組のメンバーだけではLOFTには立てなかったよね。
浅岡:「男闘呼組なんで出してください」ってLOFTに電話すれば出られたと思いますけどね(一同笑)。
高橋:でもLOFTってさ、明日を夢見てもがきながらスタートに立つ時、まず目指すようなところがあるじゃない。東京の新宿で言ったらもうLOFTが殿堂と言うかね。関わってるスタッフさんたちにもこだわりをすごい感じるし、足を踏み入れればロックに対する愛情とかも本当に感じますよね。
浅岡:LOFTは本当に、スタッフさんみんなそれが強いしLOFT愛もあって。そこに(若い頃に)入れなかった自分としては、今ちょっとだけ入れてるような気がしてて。
高橋:僕もかなりおじさんだけど、遅れてきた青年みたいに(笑)。今、LOFTの舞台に立ててるのはすごく嬉しいよね。長年ミュージシャンをやってきて今はこういう形で活動できて、LOFTにも受け入れてもらっているのは光栄なことだなと思いますよね。
浅岡:ちなみに今回ですけど、最後にカバーを一緒にやろうっていう話が出てましたよね。何がいいです? ざっくり考えて、ジュリー(沢田研二)さんとか歌謡曲が一番分かりやすいし、(お客さんも)喜ぶんじゃないかなと思ってるんですよ。
高橋:お客さんにとってもノリがいい曲のほうがいいんだよね。オッケー、じゃあちょっとメンバーと話しますんで。よろしくお願いいたします(と、ZOOMの画面越しに握手)。時代の流れって早いしどんどん変わっていくから、今しかないんだなって改めて思うんだよね。だから、思ったことは何でも実行に移すのはすごく大事なことですよね。
浅岡:そう、大事です。今回は本当にありがとうございます、よろしくお願いします!















