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INTERVIEW

トップインタビュー原菜乃華(女優・"四谷みこ"役) - 映画『見える子ちゃん』"絆"の大切さに気づくきっかけになると嬉しい

“絆”の大切さに気づくきっかけになると嬉しい

2025.06.05

人のためならどこまでも動ける子

見える子ちゃん_場面写真1re.jpg――演じられてみてみこはどのような子だと感じられましたか。
 
原:みこは周りの方への愛がすごく深いキャラだなと思いました。常に人のためにという気持ちが原動力で動いている子で、その理由はみこの両親に詰まっています。みこの家族はほんとに温かい家庭です。
 
――人のためという部分は映画を観ていて学校のシーンからも感じ取れました。
 
原:ハナが頑張っているから、そこに付き添ってあげていますよね。みこ自身は前に出たがるタイプではありませんが、ハナのためならと頑張っているんだと感じました。
 
――その友情もいいですね。
 
原:ここまで大胆に人を守るために行動していく度胸を私は持ち合わせていないので憧れます。人のためならどこまでも動ける子なので、本当に格好いいです。
 
――原さんがもし霊とコミュニケーションをとれるようになったら会いたい人はいますか。
 
原:ひいおばあちゃんに会いたいです。私の名前「菜乃華」は菜の花から来ているのですが、ひいおばあちゃんが住んでいた小豆島の奇麗な菜の花畑が由来なんです。ひいおばあちゃんがすごく素敵な方だったと母から聞いているので会ってお話ししたいです。
 
――本作は“絆”がテーマの1つになっていますが、絆の強さを感じる瞬間や人との繋がりを大切にしたいと感じることはありますか。
 
原:最近は学生時代の友達は一生ものだなと思うことがあります。本当に気を遣わずに取り留めのない話ができる、そういう友達は本当に大事なんだと実感しています。出会いは流動的な部分もあって環境が変わるとすぐに疎遠になってしまうので、努力して友達でいつづけたいなと思います。なので、会いたい人にはちゃんと連絡して定期的に会おうと意識するようになりました。
 
――おっしゃる通り、縁というものの大切さに気づくきっかけの作品ですね。
 
原:この映画が“絆”の大切さに気づくきっかけになると嬉しいです。エンタテインメントとしても本当に老若男女問わずいろいろな方が楽しめる作品です。ホラーが苦手な方でも観れるので、デートとかにもぴったりですし、友達同士でもぜひ。
 
――家族で観るのもいいですね。
 
原:家族愛にもあふれている作品なので、ぜひ多くのみなさんに楽しんでいただけたら嬉しいです。
 

ヘアメイク:馬場麻子(Baba Asako)
スタイリスト:山田安莉沙(Yamada Arisa)
 
©2025『見える子ちゃん』製作委員会
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「見える子ちゃん」

泉朝樹(著)  発行: KADOKAWA
価格:
1~3巻 630円+税
4~8巻 640円+税
9~12巻 680円+税

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LIVE INFOライブ情報

映画「見える子ちゃん」
3月28日以降使用可★見える子ちゃん本ビジュアルre.jpg
2025年6月6日(金)全国劇場公開
-Cast-
四谷みこ:原菜乃華
百合川ハナ:久間田琳加
二暮堂ユリア:なえなの
権藤昭生:山下幸輝
荒井先生:堀田茜
遠野善:京本大我
四谷透子:高岡早紀
四谷真守:滝藤賢一 ほか
-staff-
原作:泉朝樹『見える子ちゃん』(KADOKAWA刊)
脚本・監督:中村義洋
音楽:堤博明
主題歌:BABYMONSTER「Ghost」(Sony Music Labels Inc.)
制作プロダクション:ツインズジャパン
製作幹事・配給:KADOKAWA
製作:『見える子ちゃん』製作委員会
 
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