それぞれの『妖はじ』を感じることができる
――音楽もアニメ化の醍醐味だと思います。
田中:そうですね。フォーエイト48によるオープニング主題歌「えびぞりターン!』は百鬼学園を感じられる明るい曲で、作中のドタバタ感を表現していただけた楽曲でした。フォーエイト48は男女のグループということで、学校・教室を感じられました。
――『ユイカ』さんが歌うエンディング主題歌「僕らしさ』は如何でしたか。
田中:私は主人公の晴明を名前に晴れと明るいが入っていることから、晴れや太陽をイメージして描いています。『ユイカ』さんのエンディング主題歌『僕らしさ』歌詞にも晴れという言葉が入っていて、私の晴明をイメージした部分と共通していたのでビックリしました。やわらかい曲の中に晴などの明るい要素が入っていて、晴明を感じ取れる楽曲でした。2曲ともそれぞれの『妖はじ』を感じることができる曲で素晴らしかったです。
――そんな『妖はじ』愛を持つみなさんが集まって作られるアニメが、いよいよ始まるんですね。
田中:スタッフの皆さんが一生懸命頑張って素晴らしいアニメにしてくださっています。ですが今は長い間アニメ化を待ってくださっていた皆さんにどう受け取られるんだろうという緊張を感じているのが正直な気持ちです。
――そこは蓋を開けてみたいと分からないところですから、自信があっても不安は残りますよね。
田中:アニメスタッフみなさんは『妖はじ』を細部まで表現できるようにこだわってくださっています。驚くほど細かい質問もいただきました。あまり話をするのが得意ではない私ですが、スタッフのみなさんとよりよい作品にするため話し合いを凄く頑張りました。それができる環境を作っていただけたことで、凄くいいアニメになっているので楽しみに待って下さい。
――たくさんの頑張ってくれている人がいるところに「こうしてください。」と伝えるのは大変だったと思いますが、頑張っていただいてありがとうございます。放送楽しみにしています。
田中:ありがとうございます。
©田中まい/SQUARE ENIX・妖はじ製作委員会
©Mai Tanaka/SQUARE ENIX