これだけ満たされる仕事はほかにない
――一郎は雪歌の過去を見てしまいますが、関水さんが見てみたい過去はありますか。
関水:両親が出会った所を見てみたいです。どうやって出会って、好きになっていったのかを知りたいです。
――一郎も雪歌もお互いに言えない悩みを抱えていますが、もし雪歌に出会ったらどういったアドバイスをされますか。
関水:雪歌は自分のことを話さないので恋愛相談してくれないと思います。
――確かにそうですね。一郎に話したのもそうせざる得ないキッカケがあってですからね。
関水:そうなんです。一郎は雪歌の過去を知ってショックを受けましたよね。女性に純真さを求める人は多いと思います。
――一郎は最初の恋愛が苦い経験だったことも大きいですよね。ですが、一郎が好きになったのは今の雪歌ですから、違う経験をしていたら惹かれていない可能性もあるのかなと思います。
関水:雪歌がそうしてしまったのも、傷つけることでその穴をなかったことにしようという思いからなので。
――自分を傷つけることで自身を保とうとしている部分がありましたね。心を一時的に解消しても、傷つくことには変わりないですから。
関水:分かりやすく壊れますよね。
――これだけ人間心理の深い部分に触れている作品ですが、演じる側としては大変ではなかったですか。
関水:どんな役でもエネルギーは使います。役者というのは感情を爆発させて自分を解放させないといけない仕事なので、とても疲れますがこれだけ満たされる仕事はほかにないと思います。これからもいろいろな役に挑戦したいです。
――それが関水さんの明るい未来、野望ということですね。
関水:はい、一生女優をやっていきたいです。あと、プライベートでいうとマキシマムザホルモンのLIVEに全部当選したいです。あとはドラゴンボールのフィギュア、一番くじも全部当たったらいいなと思っています(笑)。
――そういう野望も良いですね(笑)。最後に放送を楽しみにしている皆さんに見どころ・メッセージをお願いできますか。
関水:恋愛の描き方が本当に生々しいので、心にグサグサ来る作品だと思っています。そういった部分も含めて楽しんでいただければ嬉しいです。
©「彼女と彼氏の明るい未来」製作委員会・MBS