たまには場違いな曲やってみたら? こっちだって場違いな曲やるんだから(笑)(shake)
──コロナ禍でせーので音を合わせることもできない時期もあって。最近はようやくお客さんがライブハウスに戻ってきてますが、平日は客入りが厳しかったりして。『Big Wednesday』は、平日もライブハウスに来てもらおうと企画したイベントなんです。
shake:うん、凄くいいよね。対バンのときはさ、俺たちが先に出て、ニューロティカがやって、セッションをやってって感じ?
カタル:え、セッションもやっていただけるんですか!? どうしましょうか?
shake:ニューロティカの曲をやるんだよね? 「チョイスで会おうぜ」だっけ?
ユカイ:そう、簡単そうだったから(笑)。
アツシ:本当ですか!? ヤバい! いま初めて聞いたんで、鳥肌立ってます(笑)。
shake:どうせだったら、もう一曲演ろうよ。「△△△」の曲とか。
アツシ:え~っ!? 僕、英語の曲が唄えないんですよ……。
shake:たまには場違いな曲やってみたら? こっちだって場違いな曲やるんだから(笑)。「×××」でもいいけどね。それだったら唄えるだろうし。
ユカイ:それでもいいよ、日本語だったら唄えるでしょ?(笑)
カタル:最高ですね! 僕はワクワク感しかないです。
アツシ:私はギターも弾けません、音符も読めません、外人の音楽もほとんど聴きません。だからいま、「×××」って満面の笑みで言われたときは、どうしようかな? と焦ってたんですが。「×××」でしたら、一生懸命頑張って唄わせて頂きます!
shake:ははは。「×××」だったら、声的にも合ってると思うよ。面白そう。
アツシ:僕以外の3人がロックが好きなので、みんなも喜ぶと思います。
──わはは! 39年もロックバンドやってるんですから、あっちゃんだってロックは好きでしょう!?(笑)
アツシ:いや、俺の歌聴いてびっくりされちゃうかもしれないから。いまから帰って練習します、カラオケ行ってきます!(笑)
──ニューロティカはDiamond Shakeとの対バンに向けてのビジョンはありますか?
アツシ:いや~、いまの話でセッションのことで頭がいっぱいですけど。あとはMCでお客さんのハートを掴みたいですね(笑)。
カタル:掴めるかなぁ?(笑) 僕はこのカッコいい先輩たちの後にニューロティカってのが、あまり想像できないですけど。なんとか頑張っていかなきゃいけないですね! ……としか言えないです。
──あっちゃんとカタルさんは、せっかくの機会なので、ユカイさんやshakeさんに聞いてみたいことはありますか?
カタル:唐突ですけど、お二人とも凄いスタイル良いですけど、体作りはされてますか?
shake:俺は運動してるよ。食事も多少、気を使ってるけど。それよりは運動かな? 40代後半くらいから、ちょっとやり始めたんだけど。60代になってもっとやりたくなって、運動するようになって。やってると体も締まるし、気分もいいからね。
ユカイ:俺は運動やめたの。一時期、運動をやりすぎて、ボクシングとかもやってて。とことんやらないと運動した気にならないから、47歳まで凄い運動してたの。そしたら、倒れちゃって、救急車で運ばれて。結局、貧血だったんだけど、追い込みすぎてたから、その運動量が自分に適してないっていうのが分かって。運動するのをやめたんだよね。
カタル:やめたら変わりました?
ユカイ:筋肉が落ちて、やっぱり体つきが変わったね。運動やってたときは細いけど、筋肉で重かったんだけど。運動をやめたら、ガリガリになっちゃって。これはヤバいと思って、いまは自分なりにやってる。腹筋とか腹筋とか屈伸とかさ。でも、一番良いのがラジオ体操。YouTubeで観れるから、どこでもやれるしさ。毎日やるにはちょうどいいよ。ラジオ体操やってから、腕立てとか腹筋とか、一連の運動を8分間だけやるの。ラジオ体操で調子いいなと思って、8分だけならできちゃうからオススメだよ。
カタル:はい。じゃあ、ラジオ体操から見習わさせていただきます!
──あっちゃんはせっかくの機会に聞きたいことはないですか?
アツシ:なんだろな? 質問ではないんですけど。お二人は少し上の世界の人というか、手の届かないところにいるって気持ちがあったんですが。こうして、ライブハウスに降りてきていただいて、その嬉しさは凄くあります。まさか対バンさせていただけると思わなかったので、自分に新たな刺激を与えていただけるんじゃないか? と思って、凄く楽しみにしています。
カタル:また自慢話が増えたね。
アツシ:そうそう、冥土の土産がね(笑)。自慢話をたくさん作るために生きてるんで。
カタル:あっちゃんは夢もプレッシャーも広がったけどね。
ユカイ:夢はプレッシャーだね。
アツシ:いいですね、見出しになりそうな言葉ですね!
──そして、ニューロティカは『Big Wednesday』を終えた後、日比谷野音ワンマンが控えていますが。野音でのライブを何度も経験されているユカイさんとshakeさんから、日比谷野音のライブへのアドバイスは何かありますか?
shake:野音かぁ。この季節だと、暑さはないもんね?
ユカイ:雨さえ降らなければ気持ちよくできるよ、天国でしょ。
shake:あと、リハーサルをどういうふうにやるか? みんな外に丸聞こえだから、当日演る曲をそのままやるか、違う曲をやるか?
カタル:なるほど! 去年の野音のときは何も考えず、そのままフルでやってました(笑)。
アツシ:そんなこと考えてる余裕なかったね。
shake:早く来たお客さんが外で聴いてるじゃない? そこでちょっと面白いことをやったりして、コミュニケーションを取るっていうのもいいんじゃない? あとはライブに全く関係のない、公園に遊びに来てるアベックを邪魔する曲をやるとかね(笑)。
アツシ:それいいですね! 面白いです、いただきましょう(笑)。
ユカイ:公園でデートしてるカップルには、迷惑な話だよね。
アツシ:「そこのカップル、イチャイチャしてんじゃねぇ! 俺には見えてるんだぞ!!」って、マイクで怒鳴りつけてやります(笑)。
──では、最後にDiamond Shakeからも『Big Wednesday』への意気込みも聞かせてください。
shake:難しいところだよね。ニューロティカに合わせられないしね。
ユカイ:俺たちもステージを走る曲があったら、走るんだけどね(笑)。
shake:でも、全然違うテンションのステージにはなると思うから、そこが面白いと思うし。前説があれば、良い影響でなにか起きそうな気もするし。当日を楽しみにしています。
ユカイ:今日話して、楽しみが増えたよ。「最初から見逃さずに観て欲しい」って、X(Twitter)で煽っておくから(笑)。