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INTERVIEW

トップインタビュー原田琥之佑(俳優)- 映画『サバカン SABAKAN』自分を預けられると思えた

映画『サバカン SABAKAN』自分を預けられると思えた

2022.08.17

今も映画に出たことが信じられない

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――完成した映画を観られていかがでしたか。
 
原田:僕は映画が大好きでよく観ますが、スクリーンの中に自分がいるのは不思議な感覚で、今も映画に出たことが信じられないです。
 
――本当にハマり役のお二人なので、ほかの人が演じるのは無理です。リメイクできないですよ。
 
原田:そう言っていただけるのは嬉しいです(笑)。
 
――ご家族の方は試写を見られたのですか。
 
原田:祖母と叔母と両親で見に行きました。全員泣いていました。祖母からは「カメラを意識していないで演じていて、凄い自然だった。」と言われました。それは家族だからいいように見えていたのかなとも思います。
 
――実際にカメラを意識していない演技でした。だからこそより自然な姿に見えていたんですね。
 
原田:演技が初めてだったのでどうあるべきかを知らなかったんです。なので、今まで観てきた映画を思い出しながら演じてみたらたまたま出来ていただけです。
 
――それが凄いです。確かにカメラを意識していることを感じると冷めてしまいますからね。
 
原田:ありがとうございます。
 
――作中の二人は大人になって夢を叶えていますが、原田さんの夢は何ですか。
 
原田:俳優や映画監督などいろいろありますが、これというのはまだ決められていません。いろんなことに挑戦して見つけたいですね。
 
――この映画は本当にノスタルジーを感じる素敵な作品でした。
 
原田:そう感じていただけたのであれば嬉しいです。青春の少し前のせいしゅんを描いた子供が主役の物語なので、80年代を知らない方から大人まで多くの方が楽しめる映画になっていると思っています。物語とともに僕が現地で観た素敵な風景をぜひ劇場の大きなスクリーンで楽しんでいただきたいです。
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©2022 SABAKAN Film Partners
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『サバカンSABAKAN』

金沢知樹(著)
発行: 文藝春秋
発売日:8月10日
価格: 1200円+税

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LIVE INFOライブ情報

映画『サバカン SABAKAN』
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2022年8月19日(金)全国ロードショー
 
=キャスト=
番家一路 原田琥之佑 尾野真千子 竹原ピストル
村川絵梨 福地桃子 ゴリけん 村倫太郎(WATWING)
茅島みずき 篠原篤 泉澤祐希
貫地谷しほり 草彅剛 岩松了
 
=スタッフ=
監督:金沢知樹
エグゼクティブプロデューサー:飯島三智 小佐野保
プロデューサー:佐藤満 高橋潤
脚本:金沢知樹 萩森淳
音楽:大島ミチル
音楽プロデューサー:丸橋光太郎
ラインプロデューサー:福田智穂
監督補:小川弾
撮影:菅祐輔
照明:渡邊大和
録音:田辺正晴
美術:岡田拓也
装飾:佐藤孝之
衣裳:松下麗子
スタイリスト:細見佳代
ヘアメイク:永嶋麻子
スクリプター:外川恵美子
助監督:新谷和弥人
制作担当:林みのる
編集:河野斉彦
制作プロダクション:ギークサイト
主題歌:ANCHOR「キズナ feat. りりあ。」(VIA / TOY'S FACTORY)
 
撮影協力
長与町 時津町 西海市 島原市/長崎県フィルムコミッション
助成:文化庁/文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
宣伝:モボ・モガ
配給:キノフィルムズ
製作:CULEN ギークサイト
 
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