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INTERVIEW

トップインタビューみるきーうぇい×ネクライトーキー - フロント女子による初めてのサシトーク!

フロント女子による初めてのサシトーク!

2021.10.29

今年7月に新宿ロフトにて初めてのワンマン公演を大盛況にて終了、この秋は『ぶちのめしたいGIRL』と題した主催企画に親交あるネクライトーキーをお招きし開催が決定! コロナ禍前より実現に向けて動いていた主催公演がようやく実現が出来るとなった今、みるきーうぇいのボーカル&ギター伊集院香織、ネクライトーキーのボーカル&ギターのもっさをお招きし、女子トークを展開。この機会を通じてゆっくりと向き合った二人の距離は縮まったのか!? お互いの第一印象や好きな所等、いろんな角度から話を伺ってきました。(新宿ロフト:樋口寛子)

一年越しにようやく実現出来るのでとても嬉しいです(伊集院)

──11/2新宿ロフトにてみるきーうぇい主催企画『ぶちのめしたいGIRL』を開催致しますが、主催イベントをやろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

伊集院:コロナ禍直前にネクライトーキーに出演オファーをしていたのですが、その時点で既にライブシーンが危ぶまれている中、快諾してくださって。本当は『僕らの感情崩壊音』というアルバムリリースのレコ発としてお呼びするつもりで出演依頼をしていたのですが、コロナ禍の影響で延期に延期を重ねてしまい、改めて「もしまだ出演が大丈夫でしたらお願いします」とオファーをしたら、またしても快諾して頂けたという流れでした。新たにアルバムがリリースする所でのオファーなので、1年越しにようやく実現出来るのでとても嬉しいです。

──いろんなバンドがいる中で、1回目の企画にネクライトーキーに出演依頼をしたのはどんな理由からなのでしょうか。

伊集院:こだわりが強い性格なので、ちょっと尖っているバンドが好きで。尖っている所もありながら、ポップな部分も持っているバンドがとても好きで、そこにネクライトーキーが自分の中で刺さりました。以前、2018年に新宿ロフトで対バンさせてもらった時、打ち上げ含めてとても楽しかったんです。それで記念すべき新譜リリースなので、良いなと思えるバンドで、尚且つ仲が良いと言えるバンドさんをお呼びしたいと思い、ネクライトーキーにお声掛けしました。

──お話を受けてどう感じましたか?

もっさ:お話を頂いた時に、みんなで喜んだ記憶があります。「すぐに出演しよう!」となって考えるすきもなかったです。また私達のイベントにも出てもらったご縁もあって。対バン回数も多いほうだと思います。香織さんの弾き語りでも対バンした事もあります。

もっさちゃんの持つ雰囲気や声が、大衆に広がるようになったきっかけなんだろうなと思いました(伊集院)

──初めて共演した時、お互いの第一印象や音楽を聴いた時の印象を伺いたいです。

もっさ:第一印象でめちゃくちゃ衝撃だったのが、その時弾き語りで『汚れた手』を演奏していたと思うのですが、すごい衝撃だった(笑)。

──どんな所が衝撃だったのでしょうか。

もっさ:弾き語りはバンドよりその人がより見えてくると思うんですよ。それもあってか、上手く言えないのですが、生々しさがストレートに伝わってきて。ライブを見たのは4年前でもよく覚えている曲があるのって本当に凄いなと思いました。今でも覚えている感触です。

──その時の曲を聴いた風景とかも浮かぶ程でしょうか。

もっさ:そうですね。それ位の衝撃を与えられる曲を持っている人だなと感じました。喋った事があまりなかったので、喋るのがちょっと怖いなって思って。またバンド編成になった時の香織さんのギターもめちゃくちゃ好きです。

──香織さんのギターのどんな所が好きなのでしょうか。

もっさ:ギターソロですね。スリーピースで歌いながらもゴリゴリにギター弾いて、ギターソロもやって、イントロでギュイーンってやっているのを見て驚きました。初めて見たライブが弾き語りライブだったので衝撃でした(笑)。

──香織さんが感じたネクライトーキーやもっささんの第一印象はどんな感じでしたか?

伊集院:コンテンポラリーな生活を経て、ネクライトーキーだから、見る前はどんな感じかなって期待しながらもちょっとした不安やドキドキもあって。でも、ライブを見てみたら朝日さんの探していた子なんだろうなって感じがして、朝日さんの曲のポップな部分がより伝わりやすくなったのだろうなと思いました。もっさちゃんの持つ雰囲気や声が、大衆に広がるようになったきっかけなんだろうなと思いました。私が野太めに歌う人よりキュートに歌う人のほうが聴きやすくて好きなので、そこもめちゃくちゃ良かったな。これは化学反応だなと思いました。

第一歩香織さんに近づけたかな(もっさ)

──今回対談を通して、一対一で話してみていかがでしょうか。

もっさ:私は人見知りなので、めちゃくちゃ猫かぶってますよ(笑)。ちょっとずつ香織さんの事を知りたいと思います。あの歌詞を書いているから、喋ったらめちゃおもしろいかなって。

伊集院:人見知りの感じは何となく分かるのでぶつかってきて欲しいです。私がめちゃくちゃ人見知りやったから。初対面の人と話す事は、昔はとても緊張していたのでむちゃくちゃ分かる。バシバシ言ってもらって大丈夫です。

──対バンも以前からやっていると伺いましたけど、それぞれ印象深い思い出を聞かせてください。

もっさ:自分たちのツアーで岡山でライブをした時が一番印象的です。ツーマンだったというのもあって、打ち上げも行けたし、そのときに第一歩香織さんに近づけたかな。

伊集院:新宿ロフトで初めて共演した時も朝まで打ち上げをしたりして。その帰りに自分が乗車してきたレンタカーが突然燃えだしたりしたけど、とても楽しくて印象深い1日でした(笑)。

香織さんの歌は生々しいと言うか、声も叫んでいるようで感情が伝わってくる。(もっさ)

──来月には新宿ロフトにて2マンライブが控えていますが、どんなライブにしたいですか? またどんな気持ちでライブに挑みますか?

もっさ:勿論、自分も頑張ってライブをしますが、香織さんの爆音ギターが聴きたいですね。歌とギターが同じぐらいガンガン出ているのがとても好きなんですよ。なので、ギターを聴くのが楽しみです。

伊集院:ネクライトーキーのメンバーからギターを褒められる事が多くて。ギターが良いと言ってくれるのが嬉しくて。あまり言われてこなかった所を言ってくれるのでとても嬉しいです。私もネクライトーキーの演奏も楽しみです。また『ぶちのめしたいGIRL』というタイトルが決まったのもネクライトーキーのお陰というのもあって。もっさちゃんがぶちのめしたい、私がぶちのめしたいという意味にも取れるなと思い、イベントタイトルにしました。ギターを鳴らして歌っている女の子って何かぶちのめしたいものがある方が多い気がするので、もっさちゃんの内なるぶちのめしたいを見る事が出来たら良いなと思います(笑)。

──その話を受けてどうですか?

もっさ:確かに何かをぶちのめしたいんでしょうね。ちょっと真逆だなって思う所があって。私は結構、フラットに歌う事が多いんです。朝日さんの曲の時に、本人じゃないから、どう歌っても生々しくならないだろうなと思っている所があって、自分の感情で歌おうってフラットに歌う。香織さんの歌は生々しいと言うか、声も叫んでいるようで感情が伝わってくる。それにはとても憧れるんですよ。そういう所が出来るようになったら良いなと思います。

伊集院:私は人にこの歌詞用意したから歌ってねと言われたら歌えないですね。コーラスとして参加とかその日だけのコラボレーションではやれるのですが、みるきーうぇいの名義では出来ないですね。だからこそフラットに歌うようにしているというのは逆にめちゃくちゃいい事なんじゃないかと話を聞いて思いました。生々しさという自分の部分があるかもしれないけど、フラットに歌っているからこそ、朝日さんの曲がもっさちゃんで広がったのだと思っていて。フラットに歌っている事が武器なのだろうなと話を聞いて納得しました。露わにしているもっさちゃんも見てみたいし、していないもっさちゃんの魅力を見たいと思うし、二面性がありそうな所が寧ろ武器な気がするし、みるきーうぇいには絶対に持てない武器やから。勝手に面白いなって思っています。

音でお客さんがぶちのめされるような日になったらいいと思いますね(伊集院)

──イベントタイトルは『ぶちのめしたいガール』なので伺いますが、お互いがぶちのめしたい事は何でしょうか。

もっさ:なんですかね…。ぶちのめしたいものが大きいかもしれない。自分も分からないものをぶちのめしたいです。正体が分からないまとわりついている何かを。

伊集院:私はいっぱいありすぎるんですけど。最近「ぶちのめしたいガール」という歌詞が入っているMVを撮ったのですが、キャストが自分より下の子ばかりで、やる気に満ちていて、何も諦めてない所に感動しちゃって。こういう子達のやる気を削ぐ大人になりたくないなと勝手に思って。世間の感じも含めてその感じをぶちのめしたいなと最近思いました。

──対バンする時には相手をぶちのめしてやるという気持ちで挑んでいますか。

もっさ:思っているのかな?(笑) 何回か対バンして人となりも知っている人っているじゃないですか。だから、ぶちのめすぞとは思っていないのですが、心の中では思っているのかなと考えちゃいました。対バン相手というよりお客さんに対して思っている事の方が多い。

──心に届かせるものを見せるぞと、それがぶちのめすという事かもしれないですね。

伊集院:今回は出演して頂くので、ネクライトーキーをぶちのめしてやるなんて恐れ多いとは思いつつ、出ていただく以上、ぶちのめす覚悟でやらないと失礼だなと思ったり。あっさり負けるようなライブをしたら一番失礼だなと思うので、そういう意味ではぶちのめしたいかも知れないですけど、どっちのお客さんにも最高の日だったと、音でお客さんがぶちのめされるような日になったらいいと思いますね。

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LIVE INFOライブ情報

みるきーうぇいツーマン企画『ぶちのめしたいGIRL』
 
2021年11月2日(火) 新宿LOFT
開場18:30 開演19:00
出演みるきーうぇい/ネクライトーキー
 
来場チケット販売中
 
配信チケット発売中
 

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