目指せバンド界のトップアイドル!?
──バンドもやりつつ、「可恩」としてソロ活動も並行するとのことですが、バランスとしてはどのぐらいの比率で考えてますか?
可恩:うーん、バンド6のソロ4くらいですかね。今まではどうしても「第6夫人」としての活動だったし、ソロになったからにはやりたいことばっかりで! 「家庭に入る」ということは我慢の連続ではあるんですけど(笑)、専業主婦だし、自分の時間だけはたくさんありますからね。
──設定はあくまで崩さないところが偉いですね(笑)。ソロで具体的にやりたいことはありますか?
可恩:清竜人25ではコンセプト的にファンの方とあまり身近な交流をする機会がなかったので、今度はもっと密接に関わっていきたいですね。チケットの手売りとか、いちご狩りバスツアーとか(笑)。
──たしかに「清可恩」の時は、夫人としてのイメージを崩さないようにしている印象がありましたね。
可恩:色々ありましたけど、SNSにはすごく厳しかったですね。これからは動画とかインスタとか、「踊ってみた」みたいな、他のアイドルの人が当たり前のようにやっていたことを、敢えてバンドで「マジメに」やってみたいです(笑)。
──これからの可恩さんの方向性はバンド? それともアイドル?
可恩:うーん、「アイドル性のあるバンドマン」、ですかね。目指すところは「バンド界のトップアイドル」みたいな(笑)。
──すごい(笑)。イメージとしては可恩さんが好きなアカシックの理姫さんみたいな感じですか?
可恩:近いかも! 理姫さんのことは本当に崇拝してます。アカシックはインディーズの頃からずっと観ていたし、私たちのバンドも「インディーズからずっと観てました」って言われるように頑張りたいです。
なぜか野球オマージュ! ファン感謝祭、開催決定!
──なんだか話を聞いてると、可恩さんはずっと清竜人25としての完成したストーリーの中にいたから、今度は自分でストーリーを書きたくなったんだろうな、というように感じました。
可恩:そうですね。正直、私は竜人さんがやっていたようなことがやりたかったんだと思います(笑)。
──竜人さんから影響を受けたことはありますか?
可恩:影響というか、色々学ばせてもらいましたね。期日とかはギリギリだったけど(笑)、仕事はキッチリこなしてたし、竜人さんのおかげで「アイドル」だけど「アーティスト」としても成立しているグループで仕事ができたことには感謝しかないです。旦那感謝!!
──夫婦ゆえの愛憎が入り混じってますね(笑)。このインタビューが載るRooftopが配布される9月1日は「可恩」としてのソロデビューが正式発表、YouTubeにバンドの音源が載り、ソロ初イベントの告知も解禁……と、解禁ラッシュの予定なんですが、9月18日のLOFT9 Shibuyaでのイベントはどんな感じをイメージしてますか?
可恩:私、野球が好きなんで、「可恩ファンフェスタ2017」と、巨人のファン感謝祭を丸パクリしたタイトルにしました。3年間私を応援してくれたファンとの交流がメインのイベントを予定してますね。握手とか、ビールの売り子をしたり、みんなで応援歌斉唱、みたいな(笑)。
──イベントではバンドとしての初ライブの告知もありますか?
可恩:そのつもりです! 念願の手売りができるかも……。とにかく来て損はないと思うので、私のファンじゃなくても清竜人25のファンなら皆さん楽しめるようなイベントにしたいと思うので、ぜひお越しください!