LOFTへの思い入れ
——みなさん、歌舞伎町に移転後のLOFTに結構出られていると思うのですが、LOFTの思い入れとかはどんなことがありますか?
aie:割とさっき話しちゃいましたね(笑)。
高木:でも最近は、あんまり呼んでくれなくなった(笑)。
aie:それ、すげえ感じてます!(笑)
マリアンヌ:あら、あら。
高木:呼んでくれるんだけど、来月とか再来月とかのスケジュールが多いんだよね。それはもう無理っす。急、急!
——それは、LOFTの○○ですか?
高木:そうそう。
マリアンヌ:そんなに暇じゃねーぞ、と。
高木:でも呼んでくれるのはありがたいんだけどね、本当に。
マリアンヌ:LOFTはないけど、翌月とかのオファーって、露骨に穴埋め感があるのは否めない。
高木:あと、こっちのスケジュールがアップされているのに、見てないでしょってことも。
マリアンヌ:それは失礼極まりないですよ。オファーしようと思ったら、普通スケジュールくらい見るわよね。「あっ、この日名古屋でライブなんだ」ってなったらオファーしないじゃない? その労力を惜しむような主催者のイベントに出てもロクな事にはならない。
aie:でも、「それもこっちは知っていますが…」って入っていると、「あ、ちゃんと調べてんな」って。
マリアンヌ:そういう丁寧な方っていらっしゃるんですか?
aie:そういうんだと、「あー、出てあげたいな」って。
マリアンヌ:でも無理なんだけどね(笑)。こちらも申し訳ないと思えるし、気持ちは悪くないですよね。
高木:オッケー出しといて、ダブルブッキングして気付かないアーティストも問題だよね(笑)。成一くん(vezのBa)に「フトシちゃん、この日さ、ソロのスケジュールがホームページにアップされてない?」ってリハで言われて気付くっていうね(笑)。
aie:去年の9月の時のは、ギリギリでしたもんね。
高木:本当、ギリギリ!
aie:僕もゴッド(the god and death stars)で、LOFTで最初にワンマンをやったのって、5日前に河西さんから電話があって。
——そんなに間近でしたっけ?
aie:1週間なかったです。5日後にワンマンか何かをやってくれって(笑)。
高木:それ、お客さんのスケジュールも(笑)。
aie:メンバーにも電話して、「来週のこの日って空いてます?」って。「ワンマンなんですけど」って(笑)。
——2011年の時ですよね。
aie:震災の影響でスケジュールに穴が空いたんですよね。
高木:あー、なるほど!
——あの時は急なスケジュール過ぎて、本当にお願い出来る人にしか連絡出来なくて…。
高木:あの当時は自粛、自粛で、みんながやらなかったもんね。
——すみません…。
高木:新宿LOFTへの思いはアレですよ、変わらぬ思いですよ。語らなくても分かると思うんですけど。HATE HONEY(高木の前バンド)から脈々と繋がっている思いしかありません。
——スタッフが変わってもそういう風に思ってもらえるのは、すごいありがたいことですね。
高木:でももうスタッフは、全然分かんないけどね(笑)。前に事務所に行った時に、「河西さんは?」って聞いたら、「今、事務所にはいません」って素っ気なく。「あっ、すみません」って(笑)。
aie:でもスタッフの入れ替わりが早いですよね。月に1回BARをやってても知らない人が多いですからね。
——多分、今はどこのライブハウスでもそうだと思うんですけど、人手不足だけれども、新人は入ってもすぐに辞めちゃうことが多くて。
マリアンヌ:とにかく自分が思っていたのとちょっとでも違っていたら、最近の子はすぐに辞めるんでしょ? ライブハウスって、タダでライブが観れるし…、そう思いがちなんじゃないかしら。でもやっぱり重労働じゃない? 帰りも遅いし、休みもシフトも不定期だし。自分の好きなバンドやグループばっかりが出るわけじゃないし。
——しかも、出ても観れなかったりしますしね。
高木:あとは、時給が安いしね。俺がライブハウスで働いていた時なんて、500円だよ、500円!
マリアンヌ:えっ! それは何時代ですか?(笑)
高木:もうかれこれ、20年以上前?
——もっと前じゃないですか? ここが18年ですから。
高木:あっ、そっか。
aie:俺がゴッドバーで働いている時って、最低賃金は保証されてます?(笑)
一同:(笑)
高木:そう言えば、その当時の神奈川県の最低賃金が500円だった。
マリアンヌ:えー!!
高木:俺が今48歳で、18歳の時だから、30年前かな。
——30年前は500円だったんですね。
高木:途中で神奈川県の最低賃金が550円になって、50円上がったって、みんなでハイタッチしてた(笑)。
aie:狂喜乱舞!
——みなさんのバイト経験をお聞きしていいですか?
aie:結構いい時給と言うと、祭りの的屋とかあるじゃないですか。梨剥いたりとか。あれだと1日1万円とかもらえるんですよ。あとはダイエーの棚卸しとかが、時給900円くらいもらってましたね。
——aieさんがバイトをしていた頃って考えると15年以上前の時給ですよね? 名古屋って、時給が高いですね!
aie:あとは新聞配達も。2時間くらいかかる量なんですけど、慣れてくると1時間でやれて、それを時給に換算すると1000円ちょっとになりますからね。その代わり、1日1時間しか働いてないですけどね(笑)。
マリアンヌ:働く時間が少ないですね。1日中やるわけではないですもんね。
aie:学校に行く前とかですね。
——新聞配達をやっていたんですね。
aie:楽器じゃなくて、バイクが欲しくて(笑)。
——マリアンヌさんのバイト経験は?
マリアンヌ:バイト? ほとんどした事ないですね。女装したおじさんを鞭でしばいたりとか、それくらい。
——そうなんですね。ではaieさんのLOFTの思い入れは?
aie:西新宿にLOFTがあった頃には、まだ名古屋に住んでいたので、ここのLOFTにしか出たことがないんですけど、2000年が最初だったかな。我々世代はLOFTという屋号にすごく憧れていたので。すごいヴィジュアル系のバンドだったので、あんまりLOFTに出してもらえないのかなって。
——その時のバンドって?
aie:keinです。
——あっ、JILSとの2マンの時ですか?
aie:そうです。嬉しかったですよ。そこからしばらくLOFTではやってないんですよ。
高木:ヴィジュアル系ってダメだったの?
——そういう訳ではなかったんですが、その分野を得意とする者があまりいなかったからだと思います。前任の店長もやってましたけど、ソフトなヴィジュアルだったりしたんで。
高木:LOFTってステージが低いじゃん。そういうのを聞いたことがる。
——あっ、マネージャーさんに言われたことがあります。
高木:それで、お客さんが入んないんだって。
aie:腰から下が見えないからね。
——あとは、照明が天井が高い所と比べると近いので、映えないっていうのも言われたことがあります。
高木:あっ、そうそう!
マリアンヌ:照明は重要ですよね。照明が良いかどうかでライブハウスの評価は決まるようなものです。
——照明で演出も結構変わりますもんね。
マリアンヌ:そうそう。写真をカメラマンに撮ってもらった時の見栄えも全然違いますよね。照明は重要ですよ。
——マリアンヌさんはLOFTの思い入れはどうですか?
マリアンヌ:散々語り尽くしたと思うんですけど(笑)。LOFTグループ全体で本当にお世話になっていて。もっと長い方がいくらでもいらっしゃいますけど、うちはキノコホテルでまだたかだか10年くらいなんですね。過去にRooftopのコラムを書かせて頂いたり、私の単体ですけど、トークイベントをネイキッドでやらせて頂いたりとか。あとメジャー・デビュー前夜にプラスワンでトークショーをやって、ゲストに田代まさしを呼んだりとかね。店長とも飲み友達だし。音楽をやっている人間で、LOFTに出て、嫌な思いをする人はいないんじゃないかというくらい、出演者思いのハコだと思いますよ。本番前に袖で待機している時とかにも、顔見知りのスタッフとかとしゃべったりして、緊張がほぐれたりとか。あとライブの当日に、「やっぱりあっちから登場したいから肩車してくれない?」なんて事をいきなり男性スタッフに言いつけてもやってくれたり。当日に「二酸化炭素ガスを撒いてもいいかな」なんて要望にもフレキシブルに対応してくれたりするので。今のところ、自分の中では日本一のライブハウスかなと思っています。嫌な顔をされないですからね。
サミー:この人、ブーツ忘れたりもするんで。
マリアンヌ:ああ、あの時はサミーさんが…(苦笑)。本番10分前くらいに楽屋で身支度をしていたらブーツを忘れてきたことに気付いて。サミーさんに「ブーツがない!」って言ったら、「どうするの?」って言うから、「取りに行ってくれませんか」ってお願いして、家の鍵を渡して。
サミー:ブーツなしでやって下さいって言ったんですけど、「絶対ヤダ」って言うんですよ。
マリアンヌ:当たり前じゃない!
高木:本番の10分前で?
マリアンヌ:そう、10分前で。ちょっと押すけど、当時はタクシーで道が混んでなければパッと行って来れる距離だったので。「30分くらい押しますけど、本当すみません」と言ったら、LOFTの人も「いいですよ」って。だからそれで何とかやれたんですよ。
——逆に他のライブハウスは、そんなにスタッフの入れ替わりはないですか? 「あっ、この人、今日もいる!」みたいなスタッフさんはいるんですか?
マリアンヌ:あんまり気に留めた事なかったですね。
aie:即対応するスタッフはあんまりいないかも。「聞いてきます」とかってなると時間が掛かるじゃないですか。ここのスタッフさんは、すぐに「OKです」って言うから。
マリアンヌ:あっ、そうそう! LOFTのスタッフは「聞いてきます」がほとんどないですね。
サミー:キーボードの電源を忘れた時とか…。
マリアンヌ:もう忘れ物シリーズはいいから!(笑)あの時は森くん(LOFTの舞台スタッフ)が持って来てくれたんだった。LOFTのスタッフの方に、何かをお願いしたりとか質問したりした時に、「ちょっと聞いてきます」って言われたことは、ほぼないですね。
aie:素晴らしい!
マリアンヌ:うん、素晴らしいですよ。この徹底した教育が。LOFTクオリティですわね。
——マリアンヌさんが最初にLOFTのステージに立ったのはいつ頃ですか?
マリアンヌ:バーステージの方は2008年の10月のHALLOWEEN BALLでしたね。
——実はその時にPAをやっていたのも私なんですよ。
マリアンヌ:あら、そうだったの! その後はDRIVE TO 2010のイベントの時に戸川純さんとの2マンで初めてメインステージに立たせて頂いたんですけど。あの時はキノコホテルがちょっと盛り上がり掛かっている時ですね。2010年にメジャー・デビューいたしまして。2009年は、LOFTに何度も出させてもらって、DRIVE TO 2010の時も、1つのバンドが1回しか出れなかったのに対して、無理矢理名義を替えて、結局4回くらい出たんですよね。そのおかげでお客さんが増えて。キノコの歴史においてLOFTは絶対に外せない存在です。
キノコホテル写真:にしゆきみ
バンド=お酒
——3人ともお酒を結構飲むイメージがあるんですけど、どういったお酒を飲みますか?
aie:高木さんは、ツアー中は飲まないですよね?
高木:最近は、本当飲まなくなった。でも飲む時は、日本酒をガッツリと。
——1人で結構空けちゃうんですか?
高木:気が付くと一升とか。
マリアンヌ:無意識に一升(笑)。
高木:それくらいは飲むかな。でも全然気持ちよく寝れるんだよね。
aie:家で飲むんですか?
高木:いや、外で。家では一切飲まない。
——結構強いんですね。
高木:元々ね。強いっていうか、強かった、かな。LOFTなんて、昔俺がLOFTでライブをやるじゃん。そうするとさ、店員がスピリタスを持ってくんの。「はい、フトシさん」って。ビールの時のサイズのプラカップで。それを一気してから打ち上げだもん。
aie:えー!!
——ロックなスタッフの姉さんがいましたね。
高木:ね! そんな感じだったよ。
aie:スピリタスはダメですよね。火がつくやつですよね。記憶がなくなりますよ。
マリアンヌ:95度とか?
高木:ガーっと飲んで、「カッ」ってね。でも「カッ」ってなるだけなんだよ。あとは普通。
マリアンヌ:特別声が嗄れちゃっててケアしなきゃっていう時以外は、基本は飲みますね。カーっと。飲むとようやく人並みのテンションに…(笑)。
高木:寧ろ、ビールを飲み過ぎて気持ち悪くなる方が辛い。
マリアンヌ:お腹いっぱいになりますからね、ビール。だったら効率よく…。
高木:そうそう! 先に気持ちよくなっちゃった方がいいんだよ。
マリアンヌ:効率は重要ですね。いい感じに体の血行がよくなるというか。
aie:俺は、過去にスピリタスを飲んで記憶がなくなって、渋公(渋谷公会堂)で下半身を出して出禁ですよ!(笑)
高木:なんで出しちゃったんだよー(笑)。
マリアンヌ:渋公で息子さんを露出なさって!
aie:年越しのカウンダウンでした。
マリアンヌ:素敵じゃない。
aie:新しい年の事故記録の1番上が俺の名前でしたね。
一同:(笑)
マリアンヌ:そんな渋公はもうないですもんね。いいなぁ、渋公。
——記録を持ってるんですね。
aie:出入り禁止ですよ(笑)。もう立て替えるからOKだと思いますけどね、次は。
高木:怖い、怖い、出入り禁止とか。俺はないわ。
aie:お酒は怖いですね。
——日頃は何を飲まれるんですか?
aie:ビールか焼酎ですね。いけるところまではビールでいきたいですね。吐いてでも、もう1回ビールが飲みたい(笑)。
——家でも結構飲まれるんですか?
aie:ビールですね。47都道府県のキリンの一番搾りが当たったんですよ!
高木:どこが1番美味しかった?
aie:今、半分くらいなんですよ。1日1本にしていて、1本目だけにしようと思って飲んでるんですけど。
マリアンヌ:本当に中身が違うのかしら。
aie:味が違うんですよ。苦手だなってのもあるし。
高木:どこどこ、それ?(笑)
aie:苦手なのは、金沢とかだった気がします。
高木:マジ!? 金沢はご飯が美味しいのにね。
マリアンヌ:金沢って、割と悪いイメージないですよね。
aie:バドワイザーみたいな感じで、ビールの味が薄いなって。
高木:それ逆に俺好みだけどね。
——逆に1番美味しかったのはどこですか?
aie:どこだっけな? 実は俺、別のツイッターアカウントでその感想だけを上げてるんですよ。
マリアンヌ:えっ!? 裏アカ(笑)。
aie:それだけのための(笑)。鍵を掛けてますけど。忘れないようにと。
マリアンヌ:すごいわね。備忘録ですね。
——マリアンヌさんも結構ビールを飲まれてますけど、日頃は基本的に何を飲んでるんですか?
マリアンヌ:何よ、「日頃は?」って。よく一緒に飲んでるくせに(笑)。そうですね、最初の1杯は、とりあえずビールを頂いて、大体シャンパンかウイスキー系か、テキーラとか。てっとり早くて美味しいのが好き。先日台湾に行ってたんですけど、そこで58度のガオリャンっていう麦に似て非なるものを原料としたお酒があって、台湾ではずっとそれを飲んでました。
——58度って、結構高くないですか? めちゃ強いですね!
マリアンヌ:それを「ごっぱー、ごっぱー」って。マイクかよって。「ごっぱー、持って来て」ってずっと言ってた。でもやっぱり土地柄みたいなものもあって、例えば沖縄に行くと泡盛だとか、度数の高いのをどんだけ飲んでも次の日も全然元気なのね。でも同じことを東京でする気にはならないんですよね。やっぱりその土地土地に合った飲み方だったり、飲み物と飲み方があるような気がしていて。台湾はね、土地と酒と私の身体と。相性がグンバツでしたね。
——永住したくなったんですね(笑)。
マリアンヌ:もう帰りの空港で、「次、いつ行こうかな」って、航空券を検索してたの。早く押さえると安いっていうじゃない? 大分毒されて帰って来ました(笑)。
当日1番頑張るのは、私…!?
——今回のようにあまり対バンしないバンドと共演する場合、そのバンドの情報収集をしたりしますか?
マリアンヌ:みなさん、しなそうじゃないですか?
aie:そうですね。でもセットリストは結構、もう考えてますね。未だ決まってないですけど、どうしようかなってずっと悩んでますね。普通のイベントじゃないなって。
高木:情報収集は一切ないかな。
マリアンヌ:うん、私もしない。
高木:当日のリハを観て、何となく「あぁ、こうね」って。単純に自分の趣味的な感じでいいなってなったら、本番も観るくらいな感じかな。それでCDを買ったりとか。だから前もって対バンするから調べてってすることはないですね。
マリアンヌ:調べたところで、それならば…! みたいなことも別段ないですもんね。
高木:俺がこうしよう、とかもね(笑)。仮にあったとしても、「何する?」て話だし。
マリアンヌ:とりあえず、気にせずやることやって、打ち上げで仲良くなれたら楽しいな、くらいの感じ。
高木:なんかすごく楽しみ。aieくんのバンドは知ってるけど、キノコホテルさんは観たことないし。
マリアンヌ:ふふふ。女の子、頂きますよ(笑)。
——では最後に、当日の意気込みなどをお願いします!
マリアンヌ:出る人、観に来た人、みんなが楽しければ、もうそれでいいんじゃないかなと(笑)。それに勝るものはないですね。
高木:中薗ちゃんの企画なんだよね。
——はい!
高木:いい音でね!
——そうですね。
マリアンヌ:そうね、1番気合いを入れなきゃいけないの、まいまいだからね。
——呼んだからには、しっかりやります!
マリアンヌ:まいまいが各バンドの1番ベストな音を作ってくれますから。当日はもう彼女のここ(腕)に期待っていうことで。
——そう考えたら、私が1番頑張らなきゃですね(笑)。
マリアンヌ:どう考えてもそうです(笑)。
高木:PAの人の企画のイベントって、ライブハウスでなかなかないからね。それはすごいいいことだと思うし。
マリアンヌ:期待してるから、まいまいに!
——結局、私が1番頑張らなきゃって話でしたね(笑)。
高木:いや、もちろん俺らも頑張る(笑)。
マリアンヌ:あとは、まいまいの華麗なるイリュージョン(笑)。
——みなさんがやり易いような環境を作らないといけないですからね。
マリアンヌ:逆にまいまいの意気込みは?
——みなさんが「今日もやり易かった」って言っていただけるようなライブになるように。そして打ち上げでみなさんが仲良くなれたらいいなと思っております。私はちゃんと朝まで飲みます!(笑)
マリアンヌ:宣言したわね。いいんじゃないの、それ。忘れないわよ。
——潰れないようにします(笑)。
aie:じゃあ、打ち上げも予定に入れておきます(笑)。
高木:僕らは多分、早めに帰ると思う(笑)。最近本当にもうね…。次の日に出来れば早く起きたい。
マリアンヌ:早く…?
高木:早くって言ってもあれですけど…。普通に朝起きたいんだよね。
マリアンヌ:朝方指向ですね。
高木:もうね、昼に起きるとかだとね。あと飲んじゃうとさ、次の日が勿体ないじゃん。
——朝まで飲んで、そのまま起きてればいいんじゃないですか?(笑)
高木:それが無理なのよ、本当に。50歳手前になると、本当に無理だから。
マリアンヌ:結構めちゃめちゃにやってたのって、おいくつくらいまでですか?
高木:意外とつい最近(笑)。
マリアンヌ:じゃないかと思った(笑)。
高木:42、43歳かな。その辺の厄年辺りから、結構「ああ、もう俺終わっているかな」っていう感じになった気がする。そうじゃない? だって、俺すぐ帰るじゃん。最近は、それほど飲んでる感じがしないでしょ?
——午前2時、3時くらいですかね。
高木:そうだね。そのくらいには帰るね。
マリアンヌ:すぐ帰れる人が羨ましい。すぐ「ササー」って帰ってく人を見て、「あのタイミングで帰れるっていいな、器用だな」って思ってますね。自分は帰る気なんかさらさらないけど。すぐ帰れる状況が整ってたとしても、多分帰らない。帰れないんだか、帰らないんだかっていう板挟み。何の板挟みなんだか分かんないんですけど(笑)。「自分は一体、何と闘ってるの?」って。闘っているわけじゃないんだけど、まぁ、いろいろですよね。
高木:帰る自分はダメっていうのは、あるよね。確かに。
aie:気付いたらいない人って、すごいなって思いますね。フェードアウトが得意な人。
マリアンヌ:存在感がないのよ、そういう人は。
——では25日は朝まで頑張りましょう! 当日も、よろしくお願いします!!