トントンでいいんです!
——本が実際に発売されてみて、お気持ちはいかがですか?
尾:嬉しいというよりは、出版社さんにあまり迷惑をかけたくなくて。なんとかペイできるくらいまでは売らないと、という気持ちがありますね。
——嬉しいという気持ちはあまりないんですか?
尾:嬉しい気持ちは2%くらいですかね(笑)。本当に、超儲かる!とかはしなくていいので、関わってくれた方々が損をしないくらい売れて欲しいです。
——またそんなへりくだり方を(笑)。
尾:へりくだりとかそんなんじゃないですよ。とにかくトントンになるところまでは売りたいんですよ。毎日プレッシャーで苦しいです(笑)。
——これから、子育ての中でこうしていきたいというのはありますか?
尾:やっぱりこれからちゃんと売れないといけないな、というのはあります。お父さんが売れてなくていじめられるのが一番かわいそうですからね。だからお前の父ちゃんマイナー芸人とか、アングラ芸人とか言われないように頑張ります。
——どんな人に読んでもらいたいとか、イメージはありますか?
尾:先ほども出たんですが、お父さん・お母さんに、お子さんとのエピソードを覚えておくきっかけになってもらえればと思いますね。特に僕と同い年くらいの30代のお父さんに読んでもらいたいですね。
ーお笑い本としても楽しめる本でした。
尾:日々のメモの結晶です。みなさんも日々メモをしてもらって、みんな本を出したらいいと思います。
ー尾関先生の出版記念イベントもありますね。
尾:そうなんです。阿佐ヶ谷姉妹やラブレターズに手伝ってもらったりと、事務所(ASH&D)総出で一丸となって、みんなにこの本を知ってもらおうという話になってます。
——じゃあいっぱい売りましょう!
尾:本当にトントンでいいんです。第2弾とかはいらないんです。トントンになれば!