みんなで泣いて笑って幸せな1日に
──そのアルバムを引っさげて丸3ヶ月に及ぶ25本のツアーですが、以前にもこれほどのツアーは経験あったのでしょうか。
クニタケ:ツアーはもちろんやっていたんですが、ここまでいろいろなことを考えながらツアーを回るのは初めてでした。
オガワ:初めて取り組む物事が多くて、試行錯誤の毎日でした。でも凄く成長できたと思うし、これからもそうやってもっと大きくなっていきたいですね。
──今回のツアーで印象に残った出来事はありますか?
クニタケ:好きなバンドばかり呼ばせてもらってるんですが、「おめでとう!」とかそんな言葉が毎回嬉しいです。初めて出るライブハウスや会う人が多くて、これからの楽しみがまた増えました。
ヒラタ:新潟から金沢の移動の際に激しい雪に見舞われて、無事にたどり着けるかも分からない中、対バンのみんなとその日1日を無事に終えられた時はホントに良かったなと思いました。
オガワ:どんな土地に行っても、僕たちのことを知ってくれている人がいて、曲を聴いてライブを見て笑ってくれたり、泣いてくれたり。単純に嬉しかったし、また遊びに行きたいなと思いました。
──THE FOREVER YOUNGがライブにおいて大事にしていることは何でしょうか。
クニタケ:俺たちの言ってることや曲やリリックや表情やアクションが、ライブに来てくれてるその人その人の心に持ってる不安や闇にリンクして、そんな絶望感が少しでもなくなりますように。音楽で世界はガラリと変わらないけど、目の前の人の心のドアは俺たちのすべてを懸けてノックして、目の前のその人が笑えたらなって常に思ってます。
──ツアー・ファイナルとなる初ワンマン・ライブですが、どんな1日にしたいですか?
クニタケ:今までワンマンはやったことがないので、鬼のようにワクワク緊張しています。THE FOREVER YOUNGの集大成な日だと思ってます。本気でバカみたいに目の前の人のことを考えて迎えますので、みんなで泣いて笑って幸せな1日にしたいです。
ヒラヤマ:初ワンマンがまさかSHELTERになるなんて思ってなかったし、実感なかったですが、今は「音楽の神様、下北に来てくれー!」って思ってます。そして「みんなを幸せにしてくれ」と思ってます。何が起こるか分からないですが、奇跡の夜にしたいです。
ヒラタ:正直不安はありますけど、良いことも悪いこともこのツアーで経験できましたので、それを信じて全部出し切りたいと思います。2月14日はTHE FOREVER YOUNGだけを見に駆けつけてくれるたくさんのナイスな人たちと一緒に叫んだり、拳上げたり、泣いたり、笑ったりできる、そんな素敵な1日にしたいです!
オガワ:僕らにとっても、見てくれる人たちにとっても特別な日になればいいなと思ってます。楽しみに待ってて欲しいです。
──SHELTERでの思い出があれば教えて下さい。
クニタケ:SHELTERに出演するのはこれで3回目で、聖地です。
オガワ:SHELTERってライブハウスの名前は昔から知ってて、好きな人、有名な人がいっぱい出てる超凄い場所なので、まさかそんな所でツアー・ファイナルを迎えられるなんて、とても光栄ですね。
ヒラヤマ:福岡の田舎者でも知ってる聖地です。
ヒラタ:前回のCOUNTRY YARDとの2マンは、正直悔しい思いが強い1日となってしまったので、あの時の自分を忘れずにファイナルを迎えたいと思います!
──それでは最後に、残りのツアーに行こうか迷っている人、まだTHE FOREVER YOUNGのライブを見たことがない人に向けてメッセージをお願いします!
ヒラタ:ズバリ、迷う必要はございません! CDを聴いて楽しむのも素晴らしいですが、やっぱり生のTHE FOREVER YOUNGを味わって欲しいので、是非一度遊びに来て下さい!!
ヒラヤマ:残りのツアー、駆け抜けていきます! そしてファイナルです。高校の頃、ロッカーにチョコレートが入っているかと思って開けたら、靴がなくなっていたことがありました。みんなもいろんな話を聞かせて下さい。奇跡の夜にしましょう! 待ってます。
オガワ:僕らのライブを見て楽しんでくれればいいし、日々の悩みや不安を抱えてる人とかに曲を聴いてもらって何か感じてくれれば嬉しいです。ツアーも残りわずかですが、全力で臨みます! ライブ会場でお会いしましょう!
クニタケ:生きててもつまんねーとか、いなくなりたいとか、自分の存在意義が分からないとかそんな時、ライブ来てね。俺たちのすべてを懸けてアンタのすべてを抱きしめるんで。