これまでの1年、これからの1年
──去年、三四郎さんは認定漫才師になって、テレビの露出も凄く増えて。それで今年も2年連続の認定漫才師じゃないですか。一方の浜口浜村さんも…言い方がちょっと悪いかもしれないですけど、面白い! ってずっと言われながらもそんなに前に出ることなくやってきて、今年の頭に大喜利の大きな大会で優勝して、そのまま認定漫才師にも選ばれて。それぞれ違った1年があったと思うんですよね。この1年の違いってありました?
浜村:まぁ、(認定漫才師50組中)50位でしょうね…。
相田:えっ!? ライブ終わりとは思えないテンション! どうした!?
浜口:ああー、なんか、浜村さんが可愛いからウケてるんだ、とかいうのを真に受けてて。
浜村:知名度が上がって叩かれてばっかりです。ホントはそんなに可愛くないのに!
小宮:いやそんなのに負けてどうすんだよ!? これからもっといっぱいあるよ!? テレビの先輩から言わせてもらうと! 「家族中が小宮のこと嫌いなんで出てきたらテレビ消します」とか「愛犬が小宮を見ると必ず鳴くので出るのやめてもらえませんか」とか「小宮って鼻くその形状に似てるよな」とか…。
相田:(大笑)それはその時の状態によるだろ(笑)。いや悪口の種類が豊富ね?
小宮:そうなんだよ、これは大喜利なんだよ!
浜口:だから今は50位だとしても、これからもっと頑張っていくぞって。思ってるよね? 可愛いだけじゃ大喜利ではウケないから! 絶対!
小宮:これ、インタビューですよね? カウンセリングのお時間じゃないですよね?(笑)
──三四郎さんはどうですか?
小宮:ありがたいことに…僕らは今までも、K-PROさんとか結構出させてもらってたんで、ライブ・シーンでの知名度はそこそこあったんですよ。でもよしもとさんの劇場に出させてもらった時なんか、「誰だこいつ?」みたいな、アウェーな感じは否めなかったと言うか。でもやっぱテレビに出てからは「あー、小宮だ!」っていう、小宮が三四郎だって気づいてマセキのライブを見に来てくれるっていう、そういう人がいて。テレビを見てて、お笑いのライブ初めて来ました、みたいなお客さんが来てくれるってことがあって、それは今年初めてあったことで、本当にありがたいなと思うし、初めて劇場に来たっていうお客さんも笑わせられるように頑張らなきゃな、って思いますね。
──今年のTHE MANZAIに対してはどうですか? 決勝とか。
小宮:いやダメよ〜、なに言ってんすか! 優勝よ優勝! うん、そのぐらいの気概ではいますよ。優勝って思ってないと、決勝にも行けませんよ!