北欧への階段
──さて、今回はバニビにとって原点回帰とも言えるアルバムな訳ですが、そこにバニビを今までずっと支えてきた名物マネージャー・C葉さんの曲(「C葉さんのうた」)が収録されているのが、すごく象徴的だなと思ったんですよ。
レナ 掟(ポルシェ)さんはこの曲が一番好きみたいですよ。
リサ わたしは普段のうっぷんを晴らすように歌わせて頂きました。
レナ (歌詞に)鯖寿司が出てこないだけ良かったよね。昔運転しながら鯖寿司食べてましたから。
C葉 (爆笑)
リサ はじめは、「友人の結婚式のためにダイエットがんばったけど、リバウンドして服が入らなかった」っていうストーリーだったんですよ。
レナ でもそれはリアル過ぎて却下されました。
──さんざんですね(笑)。なんか感謝の言葉とかないんですか、2人とも。
レナ&リサ ……。
──あれ?
C葉 2人とも黙っちゃった(笑)。
リサ わたし達毎週木曜に「バニビうらビ」っていう番組をUSTREAMでやってるんですけど、それはC葉さんを入れた3人でやってるんですよ。それって始めたときから変わらなくて、結構みんなも観てくれてる。ってなると、2人でやってるわたし達だけど、3人なのかなっていうのはありますね。
──3人目のメンバーだと。
リサ はい。
C葉 100点のコメントですね。
リサ (ガッツボーズで)うっし! 今日の仕事終わり! (レナの方を向いて)じゃああとよろしく!
──いやいやいや(笑)。
レナ 一番の感謝を示すことができるのは、このアルバムを売ってブレイクすることだと思ってます。
──……。
C葉 良いコメントなのになんで困ってるんですか!
──あ、すいません(笑)。そのための良いプロモーションの機会として、7/10に阿佐ヶ谷ロフトAでイベント「北欧への階段」がある訳ですが、これはどんな内容になりそうですか?
レナ このアルバムの全曲をファンの方と試聴するっていう会で、(曲を)作ってくださった方をゲストに呼んで、いろいろ喋ろうかなって。待ってくれてありがとう、っていう感謝を込めたトークイベントでもあります。
──イベント前には発表できないんですが、かなり初期の頃からバニビの楽曲製作に携わってきた方やサプライズゲストも出演されるということで、「チーム・バニラビーンズ」を見ることができる良いチャンスですね。
C葉 コアなイベントですね(笑)。
レナ ほんとこんなイベントやらせて頂いて、ありがとうございます。
──いえいえ(笑)。イベントと言えば最後に伺いたいんですが、もしウチの店でそれぞれが独りでトークライブを主催するとしたら、どんなイベントをやりたいですか?
レナ わたしは、まず前半と後半に分けまして、前半は(吉田)豪さんにアイドル論を語って頂きつつバニラビーンズの今後を考えていく、みたいなのをやって、後半は掟さんとハロプロダンス祭をやりたい。掟さんのダンス講座みたいなのを以前やったんですけど、それがすごい面白かったので、もう一回ファンのみんなと一緒に踊りたいなって。
C葉 今すぐできそうだね(笑)。
──やりましょうよ! ではリサさんは?
リサ お客さんと一緒にひたすらドンペリを飲む会をやりたいんですよ。料理もキャビアとフォアグラとポルチーニ茸とかだけにして、でもお客さんはタダで食べて楽しむっていうパーティーなんですけど。
C葉 それ、お客さんとして行くよね、普通に。
レナ Jさん(杉作J太郎)とかもお客さんとして来そう。
──でも完全にロフトは赤字じゃないですか。
リサ あ、お金は全部わたしが出します。
──是非やってください!
※Rooftop本誌にてメンバー名の誤植がございました。謹んでお詫び申し上げます。