
ロフトプラスワン15周年祭に突如復活&開催された「プラスワン・ゴングショー」にて、並み居る放送禁止芸人たちを下し見事優勝を手に入れた「セクシーJ」。その副賞として、10月25日にロフトプラスワンにて単独イベント開催のキップを手に入れた「セクシーJ」だが、果たして彼は一体、何者なのか......? 数々の地下芸人を生み出してきたロフトプラスワンが2010年、最も注目する"金玉洗い"芸人「セクシーJ」、その横顔に迫る!(インタビュアー:LOFT/PLUS ONE 田実健太郎)
「金玉洗い48手」は神聖な儀式なんです!
──芸歴はどれくらいになるんですか?
一昨年、ロフトプラスワンで行われた「マキタ学級大文化祭」の中で、「爆笑ブルーシート」というコーナーがあったんでけど、それがデビューだったので、今度の単独イベント(10月25日)で丸2年になります。
──年齢は公表してるんですか?
大丈夫ですよ。31歳です。
──この、セクシーJの名前の由来は?
あ〜、これは色々、説があるんですけど(笑)、いつの時代にも、セクシーJっているものだから、それぞれの時代に即した名前の付け方があったかと思うんですけど(注:この辺の話は、10月25日の単独イベントにて明らかに!)、僕の場合は、その「爆笑ブルーシート」に出るために、師匠であるマキタ・スポーツさんに教えを乞いに行ったんですよ。当時、ネタなんてひとつも無かったですし。で、その日の夜、師匠から「じゃあ、お前、裸になってみろ」と言われまして。言われるがままに服を全部、脱いだら、師匠がヨレヨレのスウェットみたいのを持ってきて「お前、これを手を使わずに履いてみろ」と。で、よく分かんないまま、もがきながらとりあえず履きました、そしたら「それを脱いでみろ」って言うんですよ。で、ジタバタ変な格好して脱いだりしてたら、いつの間にか裸で汗まみれになってたんですね。で、汗を拭ってたら、その姿を見て師匠が「お前、なかなか男らしい体してっから、それで金玉洗いとかやったらどうだ?」と、いきなり言われまして(笑)。
──セクシーJさんの十八番である「金玉洗い」もそこで生まれたんですね!
そうですね。その汗みまれになってる姿がセクシーと言われまして、以前、種田Jという名前で活動をしてたんですけど、その「セクシー」と「J」がくっ付いて、今の名前になったのが由来ですね。
──師匠であるマキタ・スポーツさんとは、芸人になる前から繋がりがあったんですか?
えぇ、僕が芸人になる前に、映像を作る団体に入ってまして、自分たちでコメディーとか撮ってたんですね。それが段々大きくなって、制作会社のような受注仕事が増えていったんですよ。その時にたまたまマキタさんと知り合って、マキタさんのライブの映像を撮るようになりまして、もともとコメディー系だったので、半分、出演みたいなこともやってたんですね。で、他のこともやってみたいなと思って、マキタさんに相談したら、じゃあこういうのやってみるかって、お誘い頂いて……。
──で、初めて出場した大会で、審査員のピエール瀧さんから特別賞を頂いたんですよね。
そうですね、その際に瀧さんから「人類最古の古典芸」という、今回の単独イベントのタイトルにもなっているキャッチフレーズを頂きまして。その時は、生のカツオを一匹担いできて、「奥さん、これいるかい? 奥さんのアワビと交換ってか? 違うか!」って言って、カツオを放り投げて、金玉洗いを始めるというネタをやったんですけど(笑)。昔の男が、魚取れて嬉しくて金玉イジってふざけてるっていう「時代錯誤」っぷりを見て、瀧さんに「人類最古の」と付けて頂いたのかな、と(笑)。
──前から気になってたんですけど、あの金玉ってどうやって出来てるんですか?
今、使ってるのは、ストッキングの先端に、クリスマスのお飾りの玉を入れてるんですね。
──あぁ、クリスマスツリーに付いてるような……。
そうです。銀色のキラキラしたやつをストッキングに入れると、ちょっと光って、より金玉っぽくなるんですよ(笑)。今、2代目なんですけど、初代のやつは、ストッキングの左側にテニスボールを入れて、右にスーパーボールを入れた金玉だったんですけど、これを電車の中に忘れてきちゃいまして(笑)。それで泣く泣く新しいやつを作ったんですけどね。
──なるほど。金玉の中身も色々あったんですね。
今回の単独イベントでは「金玉洗い48手」という、金玉を使った曲芸を奉納させて頂こうかなと思っております(笑)。もうとんでもない金玉も出てくると思いますよ(笑)。
──ところで、金玉洗いってテレビに出れるんですかね?
ん〜、出れないんじゃないですかね(笑)。だってこの前、知り合いの芸人さんが僕の写真を撮ってmixiにアップしてくれたんですよ。だけどmixiから速攻で削除されまして(笑)。
──もうmixiでアウトなんですか!
そう、今、使ってる金玉は、ちょっとリアルに見える時があるんですね。前に宴会場でネタやった時も「あ〜、この人は本当にそういう人で、それを笑いに転化して、ポジティブに生きてる人なんだ」と思われたこともありますし(笑)。
──凄い伸びる人なんだと思われて(笑)。
その時、なぜかちょっと傷つきましたね(笑)。
──さて、今回の単独イベントは、7月に開催した「プラスワン・ゴングショー」でのセクシーJさんへの優勝賞品でもあるわけですけど、どんなことをやりますか?
まずは、いつの時代にもセクシーJがいるなんてネタをやっているので、それの集大成といいますか、過去から現在まで、セクシーJがどういった活躍をしていたのかを、ひとつまとめてみようかと。続いて、昔話の中に、実はセクシーJが登場していまして、それを紙芝居で紹介してみようかなと思っております。まぁ、どっちもでっち上げなんですけど(笑)。あとは「金玉洗い48手」ですね。太神楽ってあるじゃないですか? お祭りで、傘で玉を回したりする、おめでたい曲芸、あれは縁起ものだと思うんですけど、そういう所まで「金玉洗い」を昇華させたんですよね。
──あぁ、そっちですね。決して下品な芸をやってるわけじゃなくて……。
そう、神聖な儀式だぞと。卑猥な目で見てる方が卑猥なんだぞと。
──なるほど。今後、テレビには出れないかもしれませんが(笑)、今回の単独イベントに向けて、皆さんにメッセージをお願いします!
10月25日、ロフトプラスワンが強大なパワースポットになります! 皆さん、是非、お誘い合わせの上、ご来場お待ちしております!