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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】ONE OK ROCK(2006年12月号)-ティーンエイジならではの脅威の進化を遂げたロックバンドONE OK ROCKのミニアルバム『Keep it real』リリース!

ティーンエイジならではの脅威の進化を遂げたロックバンドONE OK ROCKのミニアルバム『Keep it real』リリース!

2006.12.01

悪ガキっぽく見えるかもしれないですけど、そうじゃないよ

──Toruさんの作詞・作曲による『P.P.S.H.』もユニークですよね。歌詞の内容は失恋ソングなのに、音はアッパーでポップっていう。

Toru:この曲は、歌詞が先にあったんですよ。最初はバラードにしようと思ってたんだけど、試してみたら微妙だったから(笑)、じゃあ、明るい曲にしちゃおうって。

Alex:“失恋なんか気にすんなよ”的な。

Taka:適当にあしらってる感じがいいですよね。親身になっても、悲しくなる一方だし。

Toru:真剣になりすぎてもつまんない。バーンとやっちゃったほうがいいんですよ。

Alex:今の時代、他人の恋愛の話とか、あんまり興味ないんじゃないかな。

──え、そうですか?

Taka:自分のことで精一杯っていうか。

Alex:うん、そういう人が多いと思う。逆にいえば、親身になってくれる人が少ないってことでもあるんだけど。

──バンドのメンバー間ではどうですか?

Alex:どうだろう?

Toru:慰めたりするのかな、失恋したら。

Alex:あんまり大きいやつはなさそうだけどね。最近思ったんだけど、俺らって、恋愛のことなんか重視してないよね?

Taka:うん。恋愛したくない。

──(笑)。2007年はさらに活動が本格化すると思いますが、現時点でのビジョンは?

Taka:震撼させたいですね!

──お!

Alex:あと、ヘンなふうにはなりたくない(笑)。

Taka:あるじゃないですか、「あ、やっちゃったね」っていうような。○○○とか。

──ハハハハハ! 実名を出さないように。

Taka:そう言われないようにがんばりたいですね。常にバカで、常にロックで。でも、感謝することも忘れず…。

──いろいろ考えてるんですね。

Taka:ええ、考えないと進めないですから。いろいろありますからね、ホントに(笑)。

Alex:僕らってヤンキーとかではないんで。

Toru:ハハハハハ! なんだよ、それ。

Alex:悪ガキっぽく見えるかもしれないですけど、そうじゃないよって。けっこう普通の家庭に育ってるし。

Taka:あと、みんな仲良くやりたいですね。

Toru:(笑)。

Alex:大事大事。ひとりでも欠けたら、成立しないので。

Taka:コンセプトとか何もなくて、ただ個性が集合してるだけのバンドですからね。それが音として成立してるかどうかもわからないけど、僕らはだた、“かっこいい”と思えるからやってるので。そこは大事にしたいですね。

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