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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】the band apart(2006年5月号)- 日米ガップリ四つ、一卵性双生児達の杯を組み交わしたスプリット・シングル

日米ガップリ四つ、一卵性双生児達の杯を組み交わしたスプリット・シングル

2006.05.01

従兄弟達とのアメリカ再会ツアーを夢見て

──ちなみに、このスプリットをアメリカでリリースする予定は?

小暮:今んとこないですね。

──勿体ないですねぇ。

小暮:出せたらいいなっていうのはありますね。今、mockが新作のリリース先を探してて、それが落ち着いたらmockも出したいみたいなことを言ってたんで。「今までいたレーベルで出してもしょうがないから、もうちょっと待ってくれ」って言われてます。

──mockを日本へ呼ぶことはあっても、皆さんが向こうへ行くことはまだ実現してないですよね?

小暮:うん、まだないですね。

──今回のスプリットがアメリカでもリリースされると、凄く行きやすい状況になると思うんですけど。

小暮:そうですね。「あいつらを呼びたい、今年中には」って言ってくれてるんですけど、「契約が決まるまでは待ってくれ」って。まぁ、こっちとしてはいつでもいいですからね。遊びに行く感覚で行きたいって感じで。

──単純に向こうでライヴをやってみたい気持ちはありますよね?

荒井:興味としては面白そうだなって思いますけど。mockに話を聞くと、「全然日本とは環境が違うよ」って言うし。向こうに行ってきたバンドとかの話を聞くと「外国は凄いよ」って言うから、単純に見てみたいなっていう。

──PAの機材がろくに揃ってないとか言いますしね。

荒井:ええ。施設が整ってないとか、バーみたいな所でやるとか…まぁ、俺らもバーまがいな所でレコ発をやったこともあったし、どんな環境でもやれると思うんですけどね。でも、もっときっかけが欲しいなって。世界進出を見据えてとか、そういう動きの中で海外に行くことはないと思うんで、それこそ旅行で行った延長線上でライヴがあるっ感じで。

小暮:でも一度アメリカは行きたいですね、mockと一緒に。

原:逆にmockが居なかったら行かないと言うか、武者修行で回るっていうバンドでもないんで。アメリカの従兄弟達に会いに行くような感覚で。

荒井:向こうも一応責任を感じてくれてるみたいなんですよ。ある程度の待遇を日本でさせてもらってるから、それなりの対応をしたいみたいで…。そういう気の遣い方が、俺達よりもむしろ日本人的だなと思いますね。どうせだったら一緒に有意義に過ごしたいっていう、その心遣いだけで満足って言うか。

──その前に、日本でのリリース・ツアーが待ってますね。もちろんスプリットの曲はやりますよね?

小暮:そうですね。ただAE英「evansville anthem」はやらないと思いますよ。あれは音源として楽しむだけのものにしようかと。

──ツアーではこのスプリットの2曲以外に新曲を披露する予定は?

小暮:まぁ判んないですけど、それまでに新曲を作ったりして出来たら披露したいですね。

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