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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】mill nuts ('04年1月号) - 自分たちの一番気持ちのいいいところで音楽が楽しめる

自分たちの一番気持ちのいいいところで音楽が楽しめる

2004.01.29

音楽を楽しみたい

──とにかくライブに期待を持たせるバンドだよ。なんかやってくれるんじゃないかってね。

TxKxO:これも、特別なことじゃないけど、ライブがまたやってて楽しいんですよ。

ISHIMARU:それはあるね。ライブはたくさんやりたいね。

──もう、若くないのにねぇ(笑)。mill nutsがやりたくて、やっているんだ! 音楽が好きでバンドを始める初期衝動を抱えた、少年みたいなは発言ですねぇ。ピュアな感じ?!

Dynamite:多分ね。根底に流れているのは同じなんだなって思う。音楽が好きなんだっていうこと。言葉にするのはちょっと…なんだけど、その気持ちは一生変わらないものかもしれないね。

──やっぱり、バンドを選んじゃうという感じなの?新しいバンドを始めるということは。

Dynamite:やっぱりライブがすごく好きなんだよ。かなりの需要度。ライブの気持ちよさは忘れられないものがあって。ライブに重きを置いてないようなスタイルだったら、また違った選択もあったかもしれないけど。新しくmill nutsをやろうって決心した一つには、この4人でライブをやったらどんなふうになるんだろう?ステージの雰囲気だとか熱気だとか、グルーヴがどんなものになるんだろうってね。それを試してみたかったという所もあるかな。

TxKxO:考え方の一つに、ロックだとか音楽に身を捧げなくてもいいじゃんというものがあって。勘違いしてほしくないのは、じゃあmill nutsは趣味でやっているバンドだって思われることなんだけど。僕らは違った角度なんだよね。単純に音楽を楽しみたいっていうこと。好きな仲間がいたから、俺はやっているし、やりたくないことはやらないし。この4人だからっていうのは大きいですよ。自分たちの一番気持ちのいいいところで音楽が楽しめるというのがmill nutsだと思っているんですよ。

──その感覚は、アルバム全体から伝わってきます。言葉にすると難しいんだけど、ライブにしても音源にしても、やっている本人たちが心の底から楽しんでやってないと、「楽しい~」っていう感覚は伝わってこないじゃないですか。

TxKxO:そうですね。そうじゃないとやってもしょうがないと思うんですよ。さっき、石丸さんもいってたけど、本気でバカやるっていうこと。面白いことを本気でやるっていうことかな。

ISHIMARU:まじめに取り組んでいるんだけど、融通も利くと。やわらかい感じね。そうじゃなきゃいけないっていうのは、無いな。

──12月には韓国でライブをやりにいったんですよね。どうしてまた韓国なの?

TxKxO:mill nutsでは2回目の韓国なんだけど。近いから国内のツアーと同じ感覚でできるんですよ。しかも日本に知られていないだけで、向こうにもいいバンドがたくさんいるんですよ。

──なんかすごく軽い感覚ですよね。

TxKxO:そうそう、そういうことからも、mill nutsの立ち位置がわかるかもしれない。別に、ワールドワイドにやりたいからっていうわけでもなく、、いや、やっていくんですけど、それが第一の目的じゃなくてね。音楽のジャンルも関係ないし、国境も関係ないんじゃないの?! って。

──そういう感覚も面白いですね。肩肘張らないでね。

TxKxO:そう考えていくといろんなことができそうですよね。今までやってきたこともあるけど、関係なく楽しいことがやりたいですね。

 

mill nuts are

Vo. Dynamite(ex. DUCK MISSILE / Pablo-Brain)

G. TxKxO(ex. GOING STEADY)

B. TORU Dr. ISHIMARU(from SNAIL RAMP)

LIVE INFOライブ情報

mill nuts レコ発ツアー<FLY FLOW FLY TOUR>決定!
2月4日(水)大阪・十三ファンダンゴ
2月5日(木)名古屋アポロシアター
2月9日(月)東京・下北沢SHELTER
 
1月8日(木)下北沢SHELTER 
<Amy 1st Album "emotion" レコ発記念LIVE>
w / Amy / WONDERS / with my foot
 
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