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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】NOT REBOUND(2003年4月号)- 気張らずにやったからこそいいものができた

気張らずにやったからこそいいものができた

2003.04.01

ワンマンがソールドアウトしたら土俵入りを公約!

──これだけ粒の揃ったアルバムが完成すると、非常にライヴが楽しみですね。

カタギリ:ロフトのほうは対バンがあるのでそんなに曲数はやらないんですけど、対バン付きだからこその選曲になると思うんで、それを楽しみにしてほしいです。シェルターは完全にワンマンだから、20曲くらいは考えてやりたいなぁと。

マツバラ:みんなを失禁させるくらいの濃厚なやつを。

カタギリ:最後にはアンコール掛かってないのに出てきちゃうくらいの(笑)。昔、20000Vでそれホントにやったことあるんですよ。普通 にPAの人が出てきて「切っちゃったんですけど」って言われて、「いいです、適当に出しといて下さい」って。客も半分くらい帰っちゃって、「ちょっと、用意したからやらせてよ!」なんて言って。ジャイアンのリサイタルじゃないんだから(笑)。

マツバラ:とにかく自分たちが無我夢中になるくらいにやりたいですね。気づいたらウンコしちゃってるかもしれない。

カタギリ:…オマエならやりかねない。

──失禁に続いて脱糞ですか。

マツバラ:そう、シェルターは脱糞ナイト!

カタギリ:最初から「漏らしてやるぞ!」くらいの勢いで行くんでしょ?

マツバラ:いや、お客さんもだよ。「着替えを用意して来て下さい」って。

──じゃあ、お客さんはパンツじゃなくてパンパース着用。

カタギリ:ちゃんと専用ゴミ袋とか持ってきたりして。でもパンパースはウンコまで吸収しないっすからね。

マツバラ:吸収してもびっくりしちゃうけどね。「どこまで安心なの!?」って(笑)。

カタギリ:まぁホント、パンチのあることをやりたいですね。それこそトラウマじゃないけど、一生忘れられないくらいのことを。この人(マツバラ)ね、昔、新潟のライヴで曲紹介のように「次は“土俵入り”!」とか言って塩を撒いて雲竜型で締めたことがあって(笑)。

マツバラ:その日演奏したどの曲よりも盛り上がったよね。

カタギリ:大阪の時もやってなかった? 「このメスブタがッ!」って。

マツバラ:やったねぇ。ライヴ前に観たポルノ映画に触発されて、凄いテンション高かったもん。一発目から「行くぞ、このメスブタどもッ!」とか言っちゃってましたもんね。会場にはオスしかいないのに(笑)。

──それ、お客さんにとって初ライヴだったら相当なトラウマになりますね。

マツバラ:最近はもう言われなくなりましたけど、昔はツアーへ行くと「あ、脱ぐ方ですよね?」って、そういう覚えられ方をしてましたからね。

カタギリ:ライヴでは脱がなくなったね、さすがに。打ち上げでは今も相変わらずだけど。

マツバラ:まぁ、チンコで笑いを取るのは安易ですもんね。

カタギリ:さんざんやってきた奴に言われたくねぇよ(笑)。

──せっかくのレコ発なんだから、また是非客席に塩を撒いてほしいですけどね。

カタギリ:エッ、土俵入りですか?(笑)

マツバラ:じゃあ、シェルターのワンマンがソールドアウトしたら土俵入りしましょうか。

カタギリ:でもオマエ、ソールドアウトしなくてもやりそうだな。「インタビューで約束しちゃったからな」とか理由を付けて。

マツバラ:必ず実行しますから! 俺はいいけどね。アンコール前にやってもいいしね。食後のデザートみたいな感じでね。

──全然口直しになりませんよ。

マツバラ:「存分に召し上がれ!」って。

カタギリ:それで二度とライヴへ来なくなる人が出ないのを祈るよ。

──まぁ、万が一ライヴに失望した方はこの素晴らしいアルバムを聴いて信用回復、と。

カタギリ:レコ発まではまだ時間もあるし、何回も聴いてほしいですね。今回のアルバムはこれでもか! ってくらいエキスが注入されてますからね。別のインタビューの時は“男クサイ”って言われたけど、決してイカ臭くはありません(笑)。

マツバラ:狙ってないですからね、全然。自然に出ちゃった感じですから。寸止め失敗、中出し…みたいな。

──結局そんな下ネタでオチですか。

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