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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】Jr. MONSTER(2002年9月号)- 男は黙ってパンツ一丁! 鍛え抜かれた胸毛とケツをしかと見届けよ!

男は黙ってパンツ一丁! 鍛え抜かれた胸毛とケツをしかと見届けよ!

2002.09.01

ツアー最終日のシェルターは「俺の毛を見てくれ!」

──全国各地へはもう何度も行かれていると思いますが、ツアーの醍醐味って何ですかね? やっぱりメシですか?

KEV:メシもありますけど、メンバーや友達と各地へ行く雰囲気っていうのが一番ですかね。オトナの旅行みたいなノリが楽しいです。ワンマンをやるのとかも余り頭にないんですよね。俺らだけでやるよりも、皆でワイワイやったほうが楽しいんで。

並木:やっぱり、ツアーは普段ライヴを観ることのできない人たちに観てもらえるのが嬉しいですよね。

──ツアー最終日のシェルターではお世話になります。

並木:こちらこそお世話になります! 僕らにはもう聖地みたいな所ですからね。想い入れのあるライヴハウスだから、想い出に残るようなライヴにしたいですね。初めての単独作のファイナルだし…。

KEV:気持ち的には「ツアー全部の日がファイナル!」だと思ってるんですよ。シェルターはそのファイナルのファイナルですからね…多分、泣くんじゃないですかねぇ。物凄くこだわり抜いた音源のレコ発最終日だから。

江島:うん、一瞬一瞬を大切にしたいよね。打ち上げが終わるまで一瞬一瞬を大事に(笑)。

──年内は、ツアーを終えたら新曲の仕込みをしたりする感じですか?

江島:そうですね。余り間を空けずに次の音源を出したいし、自分たちの企画ライヴをもっとやっていきたいですね。

KEV:一応、<KEV night>っていう自主イヴェントをやったりはしてるんですけどね。基本的にJr. MONSTERのライヴで自分は喋らないんですけど、<KEV night>の時だけ俺がパンツ一枚で大ハシャギするという。自分で衣装も用意して……衣装って言っても、そのまま裸なんですけどね。パンツ一丁で(笑)。

江島:ケツの穴が空いたUSAパンツ姿が舞台衣装なんですよ!(笑)

KEV:切り刻んだTシャツも着るんですよ、完全にヘソ出しで。あとでっかいサングラスを掛けて。一応、コンセプトは“あゆ”(浜崎あゆみ)なんですよ! その衣装のコーディネートもディーゼルなんですけどね。ドンキホーテで衣装を全部買ってきてくれて。

江島:“あゆ”っていうより“塩沢とき”っぽいよね(笑)。

並木:<KEV night>は普段の自分たちとは違う面が出せるから楽しいですよ。この企画限定の新曲もあるんです。「椿」っていうんですけど、バスドラ踏んで「椿ッ!」って叫んでチョッパヤで終わるんです(笑)。

KEV:「さいたま市合併」って曲もあるんですよ。それはバスドラを2回踏むだけ。唄うのは俺です(笑)。

──S.O.D.みたいっすね(笑)。で、今度のレコ発ツアーではパンツ一枚にはならないんですか? 並木 シェルターのファイナルでパンツ姿を見たいっていう声もあるよね(笑)。

KEV:シェルターって恰好よく見せる場所っていうイメージがあるんですよ。自分のキャラ的には二の線じゃないのは充分判ってるんですけどね(笑)。いや、このツアーのどこかでやろうとは思ってたけど、それがファイナルでとは思ってなかったんだよなぁ……。

──いっそのこと、メンバー全員でパンツ一丁になるっていうのはどうですか?(笑)

江島:いや~もう全然イイですよ!

並木:全く構わないですよ!

KEV:パンツ一枚でも“気持ちは前にある!”っていうのが大事ですね!

──ボロは着てても心は錦、と。バンドのパブリック・イメージを損なうことないですか?(笑)

KEV:どっちかって言うと、俺らはヴィジュアル寄りですからね!

並木:「前髪が命!」みたいな。誰も気づいてくれないですけど、僕はライヴで前髪を“J”の形にしてるんですよ。Jr. MONSTERの“J”ですよ!

江島:俺から見たらミスフィッツみたいだけどね(笑)。

──こんなに恰好いい曲をやってるのに、“USAパンツ”発言の前ではもはや何の説得力もないですね(笑)。

KEV:まぁ…シェルターのファイナルは一切の隠し事ナシで行きますよ! 「俺の毛を見てくれ!」って感じですかね(笑)。

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