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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】TVC15(2002年1月号)- 音源はものすごい格好いいんだけど、ライブはもっと格好いいんで

音源はものすごい格好いいんだけど、ライブはもっと格好いいんで

2002.01.15

LOFT RECORDSから久々の新人バンドリリース! 今までのレーベルの色とはひと味違った雰囲気をもった「TVC15」とはどんなバンドなのか!? [Interview 北村ヂン]

タイミング的にはバッチリ

──今回が音源初リリースになるわけですが、ロフトレコードから出すことになった経緯を教えてください。

関剛志(G):自分らのホームページを太田さんが見てくれて。そこで曲が視聴できる様になってるんですけど、それを聴いて連絡をくれたんですよ。

太田:ウチのレーベルもそろそろIT革命を起こさなきゃいけないんで、インターネットを使ってみようかなと。

──やっぱり今、ホームページの影響力って大きいですよね。

藤原将志(Dr):そうですね、最初は内心誰も見てないんじゃないかなと思ってたんだけど、結構それでライブ来てくれたりとかありますからね。

大事さを実感してますよ。

──結成3年目と、わりと活動期間は長いわけですが、太田さんから連絡があるまでは音源をリリースしようとかは思ってなかったんですか。

一応その前に、CD-Rで2枚出してるんですよね。まあもちろん完全に自主制作で、この人(桂川)の家で焼いただけなんですけど。

藤原それをライブ会場で手売りみたいな。

ほとんどデモテープですよね。今だったらテープにするより、CD-Rの方が聴いてくれますから。

藤原でも、ジャケットとかは結構凝ってたよね。

まあ、その辺はあんまりチープだとなめられちゃうから。

藤原一応、太田さんから声をかけてもらったちょっと前くらいからそろそろちゃんと売り込みをしていこうよ、みたいな話はしてたんですよ。それにむけていろいろと準備をしてて、やる気が高まってきた所に太田さんから連絡あったんで。

──じゃあ、わりと渡りに船って感じだったんですね。

太田:それにしてはなかなかメール返ってこなかったけどね(笑)。俺的には次の日には何かしらの反応が返ってくると思ってたから。

それは、この人(桂川)がメール来たことを言わなかったんですよ。

高橋賢次(B)練習で集まったときに初めて「なんか来てたよ~」みたいな。

太田:せっかくすごい熱いメールを送ったのに!

桂川夢人(Vo.G):4行くらいだったじゃないですか。

でも本当にタイミング的にはバッチリでしたね。2年もやってると色々問題とかも出てくるじゃないですか。この話のおかげでバンド全体のモチベーションも上がりましたからね。

藤原やっぱりバンドも漠然とやってると、素人ばっかだから何をやるべきかとかちょっと見えて来なくなっちゃいますからね。

高橋ただ音源を出してもらうだけじゃなく、今後進むべき方向性も教えてもらったって感じですね。

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