新宿LOFTが7days ROCKフェスを開催!
世代やジャンルの垣根を超えた新たな可能性...
2013年1月7日(月)から1月13日(日)にかけて開催される"新宿LOFT「master+mind」presents 【Rock is Culture 2013】"。「master+mind」とは「世代やジャンルの融合」を軸に新宿LOFTで開催してきたイベントで、今回は拡大版として7days連続のロックフェスティバルとなる。そして今回はこのイベントを代表して1月11日に行なわれる"〜BULL ZEICHEN NOIZ〜"に出演するUCHUSENTAI:NOIZのANGEL-TAKA、そしてBULL ZEICHEN 88の栄二郎の対談を敢行した。1週間連続イベントの後半にさしかかるこの日、圧倒的なパフォーマンスとテクニックを兼ね備えている2組の出演を見逃すわけにはいかないだろう。(interview:ほんだなおこ/新宿LOFT 構成:やまだともこ)
ロックスターとしての立ち振舞いは尊敬しています(栄二郎)
── 今回1月11日に関しては、イベントのコンセプトでもある“ジャンルの融合”というところに重きを置いて、オールジャンルで活動している、かつ圧倒的なパフォーマンスとテクニックを兼ね備えているみなさんに集まって頂きました。絶妙な対バンだと改めて思っています。
ANGEL-TAKA:ありがたい。
栄二郎:ハードルが上がりますけどね(苦笑)。TAKAさんは華あるし、上手いし、ロックスターとしての立ち振舞いは尊敬しますね。
── ひさしぶりの対バンになるんですか?
ANGEL-TAKA:昨年の秋にやった39日間連続LIVE“MUSIC MONSTER 39”で、東名阪の3日間連続で対バンさせてもらいました。
── お互いの出会いはいつ頃だったんですか?
ANGEL-TAKA:前のバンドとかですよね。
栄二郎:初めてお会いしたのは、僕がまだ10代の頃でした。でも、メンバー個々に異なる現場で面識はありましたよね。
ANGEL-TAKA:ツアー中に出会ったのもありますし、ただの飲み会で出会ったというのもあります。僕お酒飲めないですけど、飲み会に呼ばれていったら、SEBASTIAN(Gt. / BULL ZEICHEN 88)がいたこともあるし、淳士くん(Dr. / BULL ZEICHEN 88)がいたこともある。
── 第一印象はどうだったんですか?
栄二郎:これ言っていいのかわからないんですけど…。ただのチンピラにしか見えなかったですよ〜。ガラ悪!! って(笑)。たしか岡山で一緒にライブをやったのが初めてなんですけど、対バンで行って怖かったですもん。こんな小奇麗じゃなかったし(苦笑)、メンバーみんな悪そうなんですよ(笑)。B系みたいなちょっとダボ系に金髪。地元の友達が多かったんだと思いますけど…その人たちもガラが悪くて(笑)。
ANGEL-TAKA:香川県からツアーに出てたんですけど、田舎モンのバンドで、ファッションもその当時はそれがオシャレとされていたんですよ。
── 喋りかけられない感じでしたか?
栄二郎:そうなんですよ。
ANGEL-TAKA:お互いね。
栄二郎:よう言いますよ。そんなこと。
ANGEL-TAKA:お互い尖ってたなって。
栄二郎:その時のメンバーさんも結構パンチありましたよね。
ANGEL-TAKA:そうやね。ツルツルに剃ってたり、スキンヘッドだったり。リハーサルはメイク前の状態だから、ハードコアのバンドに間違えられたり(笑)。
── 話しかけられないというところから、どうやって意気投合していくんですか?
ANGEL-TAKA:同じような匂いがしていたというか。そういう匂いのするバンドにしか話しかけなかったのかもしれないし。話したってことはお互いに同じような雰囲気を持っていたのかなぁと思います。…洗練された雰囲気じゃなかったのかも(笑)。
栄二郎:バンド歴が、UCHUSENTAI:NOIZさんも長いし、うちもみんなそれぞれバンドをやっていたので歴は長いんです。だからなのか、波長が合うし、楽屋もラクですね。気を遣われもしないし、気を遣わなくても良いし。
ANGEL-TAKA:盛り上がる時は盛り上がるし、お互い黙ってても大丈夫なバンドです。昨年一緒にやって、どの場所も楽しかったですね。