ベンジー史上最高傑作の一枚!!
BLANJEY JET CITYのフロントマンであるベンジーこと浅井健一のソロプロジェクトの一枚です。ブランキーでは「悪いひとたち」以上の名曲は無いと思いますが、アルバム一枚となるとこの「セキララ」が一番でしょう。
「もしも誰かを愛したら素直なその気持ちをその人に伝える それがこの世界へ生まれ落ちた理由だから」一曲目の冒頭この一行だけで、全部心をアラスカぐらいまで持ってかれた気持ちになります。まさにタイトル通り透き通った「水」そのものです。どんだけ純粋なんよベンジー!!そう思った方も少なくないでしょう。このアルバムは日本語の美しさと、音の「静」を詰め込んだ作品となっておりまして、最終的に映画一本観終わった後のような心地良い気持ちになれます。最後の曲の「ラズベリー」12:34から急にエレキギターを掻き鳴らし、ベンジーが絶叫し英語歌詞で歌うという憎い演出はエンドロールそのものです。こんな時だからこそ美しい音楽を聴いてみてはいかがでしょうか?