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トップレビューBAROQUE 『SIN DIVISION』- 聴く人を深淵の罪へと導くNEW ALBUM

BAROQUE 『SIN DIVISION』- 聴く人を深淵の罪へと導くNEW ALBUM

2020.02.10   MUSIC | CD

会場・通販限定盤[数量限定]
(Blu-spec CD2+CD+USBハイレゾ音源)PGSK-032〜033
¥15,000(tax in)

一般流通盤
(CD)PGSK-031
¥3,850(tax in)

聴く人を深淵の罪へと導くNEW ALBUM

 
 『PUER ET PUELLA』リリースから僅か半年、早くも激甚の走るNEW ALBUMがBAROQUEより解き放たれる。〝SIN 罪〟で纏まった妖艶でダークでありながら儚さをも醸し出す聴き応えのある一枚。甘い歌声の誘惑に導かれ地獄までの12段の階段を降りていくようなコンセプトアルバムは、いつもとはまた違ったBAROQUEの影の魅力を映し出す。
 一貫した『SIN DIVISION』のモチーフに添いながら個々の曲に歌詞を始めシンセやラップといったそれぞれの溢れ出る魅力が存在し、一曲一曲に惹きつけられる。特にアルバムを締めくくる「INFERNO」の忍び寄るように刻まれるビートは正にその名に相応しく辿り着いたものを渦巻き、焼き尽くし離さない地獄の業火を思わせる。勿論、赤と黒で描き出された『SIN DIVISION』の曲の世界観を表したイメージアートも注目の一つ。
 聴くほどに深く堕ちるこの魅力を是非その耳で。(新宿LOFT:高室優月)
 
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