初めて彼らのライブを見たのは、年始に新宿LOFTにて開催した22歳以下の出演者を対象にした公演でした。その時はただ「若いな…」という印象しか正直残らなかったのですが、LOFTやSHELTERに出演するたびに成長している様子を目の当たりにし、印象がガラリと変わりました。ティーンエイジャーならではの等身大の言葉で私たちに語りかけるこの3曲は、この先、彼らが歳を重ねて唄っても、いつでも「あの頃」に戻れるような青々しい感じが詰まっています。忙しい日常を送っているせいか、私にもあった「あの頃」の気持ちを忘れてしまいがちだけど、この3曲のおかげでふと思い出すことができました。

　彼らが住んでいる街を飛び出し、各地にライブに出かけ、その土地で見てきた景色や出会った人たちでいくらでも成長していくかと思うと今後が非常に楽しみに感じるバンドのひとつです。10月29日に新宿LOFTに出演しますので、この機会にぜひ一度触れてみてください！ きっと分かってもらえるはず！（新宿LOFT：樋口寛子）