1990年生まれ、吉澤嘉代子のインディーズ1st mini Album『魔女図鑑』が6月5日にリリースされる。1980年代頃のアイドル歌謡を彷彿させるメロディーとサウンドの『未成年の主張』で華やかに幕を開ける今作。しかし、曲を聴き進めると、キュートな歌声や、こぶしが効いた歌声を聴かせたりと、収録された6曲が吉澤嘉代子という女性によって次々と表情を変えていく。歌詞は、好きだけど好きだとはっきり言うことが出来ないという少女性を感じた部分もあれば、恋愛経験のある女子なら一度は経験したことがある「暴走」が描かれたり、女子の本質的な部分が表現され、昔を思い出して胸をギュッと抉られる。彼女の魔女の部分と小悪魔的な部分が混在した作品。
また、この作品は、伊賀航さん、伊藤大地さん、おおはた雄一さん、隅倉弘至さんなど、レコーディング参加ミュージシャンもとても豪華。吉澤嘉代子、いよいよここからスタート。これからの未来に大きな期待をしたい。(Rooftop:やまだともこ)
吉澤嘉代子/魔女図鑑
2013.06.06 MUSIC | CD