悲しみの中にこそ笑いがあるとはよく言いますが、まさにそれを凝縮した純度100の1冊
嬉しくて楽しくて大好きな状況では癒しなんか特に必要がなく、出番がないです。
やっぱり人は(僕は)とても悲しい時にこそ、癒されたい、癒しがほしい、今すぐ癒してくれなきゃ手遅れだぞ、って気持ちになると思います。
「さまぁ~ずの悲しいダジャレ」
今も昔もときめき続けるさまぁ~ずさんが2003年に出した本。
文字通り悲しいダジャレをまとめており、
右ページが悲しいダジャレ、左ページがそれに対しての三村さん口調そのまますぎるツッコミ文です。悲しみの中にこそ笑いがあるとはよく言いますが、まさにそれを、それのみを凝縮した、純度100の1冊です。本人からしたら悲しいことでも、他人からしたら些細で滑稽でむしろ笑えるってことは少なくないと思います。
自分の悩みもきっとただの人生のスパイスだなと気付き、
もし三村さんが横にいたら気持ちよく切り捨てられてしまうのかもなと、
そう思えたら悲しみはいつの間にか薄れ、癒されていく、そんな本ではないでしょうか。
と、いうかもうそんなことの前にただただ笑って癒されると思います。
めちゃくちゃに面白いです。
今はお笑いライブを見ることすら出来なくなってますし、これを機に本でのお笑いもおすすめですよ。
速度自由だし、いくらでも面白い部分で不自然ではなく一時停止できます。
動画で見るお笑いが車窓から景色を眺めてるとするなら本で読むのは散歩でしょうか。
その感覚、この本、合わせておすすめです。
是非、是非あらゆる方に読んでいただきたいです!
続編の悲しい俳句も面白いです。