カブトとクワガタ、どっちが強えの!？LIQです。まあ世間が大変な状態になってしまいまして、普段の僕だったら「お前ら砂利食ってねえから病気になんかなるんだ砂利を食え砂利を、砂利食うと免疫上がるんだよ」とか言うところですが今回ばかりはそんなことも言ってられなくて、人に会わない、外出しないことを徹底する、それに尽きます。そんな状況では楽しみもないしストレスも溜まることでしょう。つーことで今回は、人の生活する四方を閉鎖された建物空間、通称「家」の中で癒やしを得られるLIQセレクトカルチャーを紹介しようと思います！

 

　……と威勢よく言ってみたものの、僕は基本的に映画漫画本などの創作物からは癒やしとはかけ離れた暴力とか狂気とか残酷、外道、鬼畜、奇想、悪趣味…そういうものばかりを摂取している性質（タチ）でして、癒やしは基本的に人と会うことで得ていました。おしまいじゃん！人と会うなって状況なのに、人と会うことしか癒やしの方法、知らねぇ〜!!

　こうなったら全部無視して「エボラシンドローム」（エボラ菌に感染した男がありとあらゆる方法を使って菌を人にうつす映画）でも紹介しようかと思いましたがそんな悪いことはできません。頑張って癒やされ記憶を掘り起こします。

 

　ありました。「癒やしの怪奇漫画」ありましたよ！やっぱ怪奇漫画は森羅万象が詰まってる！ほらこれ！御茶漬海苔の「クルクル」!! かわいいな〜。このクルクルっていう犬とうさぎ足したみたいなよくわからない魔法使いの生き物がバケモノと戦う物語です。このクルクルが健気で愛らしくて、もう癒やされまくり。特に、単行本に収録されている「クルクルの一日」という、怪物とか出てこなくてただクルクルの一日を描いた完全カワイイ路線の短編、これは人類総癒やされレベル。「クルクルパー！クルクルパー！」って言いながら魔法の練習してるクルクルにどれだけ悶絶したことか。

 

 

　しかし、しかし僕は見つけてしまいました。「クルクルの法則」を。発表します。

 

　「でかいコマのクルクル、めっちゃブサイク」

　怒りでこの文章を終えます。「クルクルの一日」の最後のコマのクルクル、全然可愛くないのなんなんだよ！！！！！！！！！

 

 

 

※「クルクル」は朝日ソノラマ社とぶんか社から単行本が２パターン発行されていますが内容はどちらも同じです。電子でも各社から配信されてるようなのでこの機会に是非。（text：平成墓嵐突鬼隊・LIQ）